

JR中央線の広告費用は、「どの媒体を」「何日間」「快速と各駅停車のどちらに」出すかで決まります。同じ媒体・同じ期間でも、快速と各駅停車で料金が異なるものがあります。さらに、料金表の広告料金には制作料金と消費税が含まれていません。また、申込後の変更・キャンセルは全額請求です。この記事では、最新の媒体資料をもとに中央線の車内広告の料金を一覧にし、総額と申込時期を左右する条件までまとめました。
この記事でわかること
- 中央線快速・中央・総武線各駅停車で出せる車内広告の料金
- 快速と各駅停車の区間と、主な駅の乗車人員
- 広告料金のほかにかかる費用と、申込の開始時期・締切
JR中央線の車内広告はいくら?【媒体・期間別 料金一覧】
JR中央線の車内広告は、単線で7日から出せる枠なら335,000円から、1編成を自社の広告だけで使える枠なら1,200,000円から出稿できます。前者は快速か各駅停車のどちらかを選び、まど上・中づり・ドア上ビジョンのいずれかに期間を決めて出す形で、後者は1編成の中づりや車内の広告スペースを1社でまとめて使う形です。
※金額はすべて税別です。
7日から単線で出せる枠|まど上・中づり・ドア上ビジョン
単線で出せる枠のうち、快速のほうが高く設定されているのは、7日のまど上・中づりとドア上ビジョンの3つです。1ヶ月のまど上は、快速・各駅停車とも同じ料金です。また、ワイドの料金はシングルの2倍です。
| 媒体 | 期間 | 中央線快速 広告料金(円) | 中央・総武線各駅停車 広告料金(円) |
|---|---|---|---|
| まど上(シングル) | 7日 | 420,000 | 335,000 |
| まど上(ワイド) | 7日 | 840,000 | 670,000 |
| まど上(シングル) | 1ヶ月 | 1,300,000 | 1,300,000 |
| まど上(ワイド) | 1ヶ月 | 2,600,000 | 2,600,000 |
| 中づり(シングル) | 7日 | 850,000 | 670,000 |
| 中づり(ワイド) | 7日 | 1,700,000 | 1,340,000 |
| ドア上ビジョン(15秒) | 7日 | 1,100,000 | 800,000 |
掲出開始日と、用意するポスターの枚数(持込枚数)は媒体ごとに決まっています。
- まど上(1ヶ月):毎月1日に掲出が始まります。持込枚数は900枚です
- まど上(7日):月曜日に掲出が始まります。持込枚数は快速が780枚、各駅停車が900枚です
- 中づり(7日):月曜日から土曜日のうち、掲出を始める曜日を選べます。持込枚数は快速が780枚、各駅停車が900枚です
- ドア上ビジョン:月曜日に放映が始まります。15インチの画面で20分ごとに繰り返し流れ、音声は出ません
まど上・中づり・ビジョンがそれぞれ車内のどこに掲出され、どう見られるのかを先に押さえておきたい方は、電車内広告の全てがわかるコラムで媒体ごとの特徴を確認できます。
1編成を自社の広告だけで使える枠|中づり貸切・ADトレイン・車体広告
1編成(10両)を自社の広告だけで使う枠は、快速と各駅停車で同じ料金です。中づりだけを貸し切るか、車内の広告スペースをすべて使うか、車体の外側に出すかで金額が変わります。
| 媒体 | 期間 | 広告料金(円) | 使える範囲 |
|---|---|---|---|
| 中づり貸切 | 7日 | 1,200,000 | 1編成の中づり(B3Sなら340枚、B3Wなら170枚) |
| 中づり貸切 | 4週間 | 2,400,000 | 同上 |
| ADトレイン | 2週間 | 4,400,000 | 1編成の中づり・まど上・ドア横・車内ビジョン(80面) |
| ADトレイン | 4週間 | 6,600,000 | 同上 |
| 車体広告 | 4週間 | 4,500,000 | 1車両1側面あたり約5㎡。印刷加工・施工・自治体申請・審査料を含む |
| 車体広告 | 12週間 | 8,500,000 | 同上 |
| ADトレイン+車体広告 | 要問い合わせ | 8,400,000 | 1編成の車内広告と車体広告をあわせて使用 |
中づり貸切とADトレインには、追加できるオプションがあります。
- 中づり貸切:ドア横額面(800,000円)か、車内ビジョンのトレインチャンネル(300,000円)のどちらか1つを追加できます
- ADトレイン:戸袋ステッカー(800,000円)、ドアガラスステッカー(550,000円)、ツインステッカー(545,000円)を追加できます
中央線だけでなく首都圏の複数路線にまとめて出したい場合は、セット商品もあります。たとえば「首都圏中づり貸切5路線セット」は、山手線・京浜東北線(根岸線)・中央線快速・中央・総武線各駅停車・埼京線(りんかい線)の中づりを2週間使い、12,000,000円です。中央線以外の路線の貸切料金と比べたい方は、トレインジャック(貸切電車)広告の費用に首都圏と地方の路線別料金をまとめています。
JR中央線の区間と主な駅の乗車人員
中央線快速は東京から新宿・立川を通って高尾まで、中央・総武線各駅停車は三鷹から新宿・秋葉原・錦糸町を通って千葉までを走ります。立川・国分寺など多摩地域の駅に届けたいなら快速、秋葉原から船橋・千葉までの東側の駅に届けたいなら各駅停車が候補になります。
| 路線 | 区間 | 1編成の車両数 |
|---|---|---|
| 中央線快速 | 東京〜新宿〜立川〜高尾(一部は大月・青梅まで) | 10両 |
| 中央・総武線各駅停車 | 三鷹〜新宿〜秋葉原〜錦糸町〜千葉 | 10両 |
両方の区間に含まれる主な駅と、片方の区間にしかない主な駅は次のとおりです。
| 駅 | 1日平均乗車人員(人) | 区間に含まれる路線 |
|---|---|---|
| 新宿 | 666,809 | 快速・各駅停車 |
| 東京 | 434,564 | 快速 |
| 秋葉原 | 221,421 | 各駅停車 |
| 立川 | 154,091 | 快速 |
| 中野 | 132,316 | 快速・各駅停車 |
| 西船橋 | 129,904 | 各駅停車 |
| 船橋 | 129,427 | 各駅停車 |
| 吉祥寺 | 128,246 | 快速・各駅停車 |
| 千葉 | 104,225 | 各駅停車 |
| 国分寺 | 101,156 | 快速 |
※2024年度の数値です。JR東日本の駅全体の乗車人員で、中央線だけの利用者数ではありません。
新宿・中野・吉祥寺は、快速と各駅停車の両方の区間に含まれます。この3駅の周辺に届けたい場合、7日のまど上・中づりとドア上ビジョンは、各駅停車を選ぶと広告料金を抑えられます。たとえばドア上ビジョンは、快速の1,100,000円に対して、各駅停車は800,000円です。
広告料金のほかに何がかかる?総額の決まり方と申込の締切
総額の目安は、料金表の広告料金に、制作料金と消費税を加えた額です。申込後の変更・キャンセルは、掲出の有無にかかわらず広告料金の全額が請求されます。そのため、掲出時期と原稿の内容を固めてから申し込む必要があります。
広告料金とは別にかかる費用|制作料金・消費税・オプション
| 費用 | 内容 | 金額 |
|---|---|---|
| 制作料金 | ポスターの印刷、ステッカーの制作、車内ビジョン用の動画制作 | 別途見積もり |
| 消費税 | 広告料金・制作料金にかかる税 | 別途 |
| オプション | 中づり貸切のドア横額面・トレインチャンネル、ADトレインのステッカー類 | 300,000〜800,000円 |
| 車体広告の印刷・施工 | 印刷加工・施工・通過する自治体への申請・屋外広告協会の審査 | 広告料金に含む |
車体広告は、印刷や施工の費用が広告料金に含まれる点が、ほかの媒体と異なります。ただし、デザインが複雑で、形に沿って切り抜く加工(フリーデザイン)が必要な場合などは、別に制作料金がかかることがあります。
制作物を用意するときは、次の条件も確認しておきましょう。
- サイズ:まど上・中づりはシングルかワイドかを選びます。中づり貸切はB3S(340枚)かB3W(170枚)を選びます
- デザインの点数:中づり貸切とADトレインは、2点以上のデザインを作ることが条件です。デザインの点数が増えるほど制作料金も上がります
- 車内ビジョンの動画:音声が出ないため、必要に応じてテロップを入れた動画を用意します
申込の開始時期と締切
| 媒体 | 申込の開始時期 | 素材の納品期限 |
|---|---|---|
| まど上(単線) | 掲出月の4ヶ月前の15日以降 | 掲出開始日の7営業日前の午前まで |
| 中づり(単線) | 掲出月の4ヶ月前の15日以降 | 掲出開始日の5営業日前の午前まで |
| ドア上ビジョン | 掲出月の4ヶ月前の15日以降 | 放映開始日の10営業日前まで |
| 中づり貸切 | 掲出月の3ヶ月前 | 掲出開始日の10営業日前の午前まで |
| ADトレイン | 上期分は2月10日、下期分は6月10日から随時 | 車内ビジョンの素材は放映開始日の10営業日前まで |
| 車体広告 | 上期分は2月10日、下期分は6月10日から随時 | 申込とデザイン提出は掲出開始日の40日前まで(フリーデザインは47日前) |
中央線快速の車体広告は、作業員を事前に手配するため、掲出開始月の2ヶ月前の20日までに申し込む必要があります。たとえば8月16日に掲出を始める場合は、6月20日が締切です。
どの媒体も、掲出の前に原稿審査があります。さらに車体広告は、走行する自治体の景観に関する審査も受けます。中央線快速は千代田区と相模原市、中央・総武線各駅停車は千葉県・千葉市・船橋市の基準に沿ったデザインが求められます。修正が入ることもあるため、デザインは掲出開始の2〜3ヶ月前に提出するのが目安です。審査で修正が入りやすい表現は、交通広告のデザイン審査で落ちやすい表現で事前に確認できます。
快速か各駅停車か、予算に合う枠から一緒に決める|春光社の交通広告プランニング
快速と各駅停車のどちらに出すか、7日の単線枠と1編成の貸切枠のどちらにするかは、届けたい沿線と予算、制作にかけられる期間がそろわないと決めきれません。春光社では、JR東日本をはじめとする首都圏の電車・駅広告を扱っており、候補の絞り込みから申込までをご相談いただけます。
- 空き枠の確認:ADトレインなどの一部の枠は、他社でも販売されているため、先に決定した申込が優先されます。候補を絞り込む段階で空き状況もあわせて確認するので、決めたあとに枠が埋まっていたという手戻りを防げます
- 制作料金を含めた総額の見積もり:広告料金に制作料金を加えた総額を、媒体ごとにお出しします。予算内に収まるかどうかを、申し込む前に確認できます
- 申込時期と審査からの逆算:掲出したい時期から、申込の開始日・素材の納品期限・原稿審査を逆算してスケジュールを組みます。締切を過ぎて希望の週に出せない、という事態を避けやすくなります
予算や掲出時期がまだ固まっていない段階でも、ご相談いただけます。オンラインでの相談も受け付けていますので、まずは中央線で出せる枠の空き状況からお気軽にお問い合わせください。
※本コラムの内容は執筆当時の情報です。最新情報についてはお問い合わせください。







