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電車内広告の全てがわかるコラム

公開日公開日:2025.02.03

今日は電車内の広告媒体について、特長や料金、期間などご説明したいと思います。

これさえ読めばあなたも電車車内広告マスター!


目次

電車車内広告とは?駅広告との違いって?

各媒体について深掘り

・車内サイネージ

・ドア横ポスター

・中づりポスター

・まど上ポスター

・ステッカー

・貸切電車(車内ジャック)

まとめ


電車車内広告とは?駅広告との違いって?

その名のとおり、電車の車内に掲出できる広告媒体です。

当社は東京メトロ銀座線が開通した年にできた会社でもうすぐ創業100年になるのですが、創業当時からここ20~30年前まで電車内の広告はそれはもうとんでもない人気だったそう。

当時の当社の営業マンは、あまりに車内広告の枠が取れないためクライアントに謝るのが仕事と言っても過言ではなかったらしい…。

それほど企業の憧れの広告枠だったのですね。(今もそうなってほしい)


駅広告との違いについては大きく2点。

①リーチ力②接触時間です。

駅広告は駅の利用者属性によってある程度のターゲティングが可能ですが、電車の車内広告は属性関係なく、広くたくさんの人に接触できるという特長があります。

例えばJR山手線の車内広告なら、品川駅で降りるビジネスマンにも、秋葉原駅で降りるゲーマーにも、原宿駅で降りるJKにも接触できるってことです。

さらに、路線をまたぐエリアがとても広いのでリーチ数がとにかく多い!

JR横須賀総武線快速なんかは、神奈川は久里浜から、東京を横断し千葉は君津まで続く路線です。

神奈川県民、東京都民、千葉県民にまとめてリーチができちゃいます。


そして接触時間。

駅広告のほうは、待ち合わせなどの場合を除いて基本的に一瞬で通り過ぎられてしまうので、ぱっと見のインパクトがとても大事です。

一方車内広告は、電車に乗っている間じっくり接触ができるので、多少内容が多くても読んでもらえるという特長があります。

この特長を活かして、こんなおもしろいクリエイティブも…。

ぎっしり長文を詰め込むという、広告セオリーを完全に打ち破るデザインもさることながら、一番上の文字だけを横に読むと…。

という仕掛け。

確かに高橋一生さんの腕の血管は良さしかないですね。

当時、SNSでも話題になっていました。


各媒体について深掘り

それではここから各媒体の特長や掲出期間、料金について見ていきましょう。

車内媒体は料金プランが多いので、わかりやすいようにJR、メトロ、都営で比較していきたいと思います。


・車内サイネージ

車内サイネージ

電車の出入り口の上や車両貫通部、荷棚の上などに設置されている車内サイネージ。

基本的にはロール販売で、20分に1回、15秒の動画を放映できるというようなメニューが主流です。


料金はわりとピンキリで、

■JR TRAIN TV全線セット 15秒20分ロール \6,000,000/1週間

■東京メトロ TMV 15秒15分ロール \3,500,000/1週間

■都営地下鉄 チカッ都ビジョン 15秒15分ロール \500,000/1週間

と、かなりの幅があります。

すでに制作した動画があれば使い回せるので、コスパが良くお手軽なところがメリット。

入稿期日も比較的ギリギリまで大丈夫なので、急ぎの案件でも枠さえ空いていれば間に合うことが多いです!

音は出ないので、字幕を入れてくださいね。

JR TRAIN TV全線セットの詳細ページはこちら 東京メトロ TMVの詳細ページはこちら 都営地下鉄 チカッ都ビジョンの詳細ページはこちら

・ドア横ポスター

ドア横ポスター

ドアの横に位置するこちらの媒体は、ちょうど視線と同じ高さにあり視認性がとても良い媒体。

混雑時にはドア周辺に人が滞留するため見てくれる人が多く、また車内が空いている時でも向かいの座席から見えるので到達率が高いです。

広告内容としては、書籍告知や飲料、番宣などの商材をよく見かけます。

基本的には1週間掲出の短期媒体で、商品ローンチなどの際に使われることが多いです。


販売形態は電鉄によってさまざまなので、いくつか例を挙げると

■JR ドア横ポスター首都圏全線セット 6面セット ¥23,000,000/1週間 +ポスター制作費

■東京メトロ ツイン★スター(ドア横ポスター) ¥7,000,000/1週間 +ポスター制作費

■都営地下鉄 浅草線ドア横ポスター ¥410,000/1か月 +ポスター制作費

などなど、料金のゼロが2つ以上違うこともしばしば。

東京メトロ ツイン☆スターの詳細ページはこちら 都営地下鉄 浅草線ドア横ポスターの詳細ページはこちら

・中づりポスター

中づりポスター

乗客の頭上に位置し、クラッターなく見ることができる中づりポスター。

横長のサイズは「ワイド」、その半分は「シングル」または「B3シングル」と呼びます。

こちらも短期訴求向きの媒体で、最短2日間から掲出可能!ポスター以外に、布団やタスキやニットなど、特殊なものを吊るすこともできます。

中づりポスター

こちらなんかは、のれん風に切り込みを入れたキャンバス地風の素材になっていますね。

基本的には1枠あたり1車両につき1枚の掲出なので、どの車両に乗っても絶対に見ることができます。

車両全ての中づりポスターをジャックするメニューもありますよ!


料金感としては

【複数路線セット】

■JR 中づりワイド首都圏全線セット \15,000,000/1週間 +ポスター制作費

■都営地下鉄 中づりワイド全線セット \1,560,000/2日・週末3日 +ポスター制作費

JR東日本 首都圏全線セットの詳細ページはこちら 都営地下鉄中づりワイド全線の詳細ページはこちら

【単線】

■東京メトロ 銀座線中づりワイド \3,060,000/1週間 +ポスター制作費


こんな感じです。

私鉄単線とかだとゼロが一つ少なくなる勢いでお手頃価格です。


・まど上ポスター

まど上ポスター

荷棚の上に掲出されるまど上ポスター。こちらは基本的に1か月ほどの長期訴求向けの媒体です。

つり革に掴まって立っている時にちょうど目に入るポスターで、こちらもまた読ませる内容が多いです。

電車の乗車時間は平均すると1人あたり20分前後らしいのですが、その間に目にしてもらうことで、認知の浸透を図るというような使い方をよくされています。

こちらもシングルサイズとワイドサイズがあります!


料金感としては、

【複数路線セット】

■東京メトロ まど上ポスターワイド全線A枠 \18,160,000/1か月 +ポスター制作費

■都営地下鉄 まど上ポスターワイド地下鉄4線セット \3,000,000/1か月 +ポスター制作費

【単線】

■JR まど上ポスターワイド京浜東北・根岸線 \2,800,000/1か月 +ポスター制作費

それで中づり同様こちらも、私鉄単線だとだいぶお安くなります。

JR東日本 まど上ポスター京浜東北・根岸線の詳細ページ
はこちら

・ステッカー

ステッカー

ドアのガラスや上部、窓などに掲出されるステッカー。

こちらも1か月以上の長期訴求向け媒体で、乗客に何度も接触することにより認知を浸透させることが得意な媒体です。

商材で言うと、飲料や医薬、衛生商品、化粧品、書籍などが多い印象です。

ステッカーの素材指定があるため、1枚当たりの制作費はお高め&ポスター印刷より制作期間が長めに必要です。


それで料金感はと言うと意外にも(?)お高めで…

■JR ベルトステッカー(全線) \12,800,000/1か月 +ステッカー制作費

■東京メトロ ステッカーA枠(全線) \7,500,000/1か月 +ステッカー制作費

■都営地下鉄 ドアステッカー全線 \977,000/1か月 +ステッカー制作費

なぜかというと、ステッカーは単線枠があまりなく、全線セットが多いからなのです。

JR東日本 ベルトステッカーの詳細ページはこちら 東京メトロ ステッカーA枠の詳細ページはこちら 都営地下鉄ドアステッカー全線の詳細ページはこちら

・貸切電車(電車ジャック)

貸切電車(電車ジャック)

こちらの写真は厳密には貸切電車ではないのですが…

このように、車内の媒体を全部ジャックするプランも各電鉄でご用意しております。

オプションでフロアやドアをラッピングすることもできます。

ご留意いただきたいのが、電鉄に関わらず、貸切電車車両は全編成ではなく基本的に1編成だけ。

なので、例えばJR山手線なら、全50編成のうちジャック編成はたった1編成だけ!

巡り合えたらとってもラッキーなレア電車なのです。

そして、クリエイティブは1媒体あたり最低2種類以上必要になるのでこちらもご留意を!


料金感としては

■JR 山手線ADトレイン ¥15,000,000/半月 +ポスター、ステッカー等制作費

■東京メトロ Uライナー(銀座線・丸の内線ジャック) ¥8,000,000/半月 +ポスター、ステッカー等制作費

■都営地下鉄 メディアライナー三田線 1,800,000/14日間 +ポスター、ステッカー等制作費

こんな感じです。※オプションなし料金です。

JR東日本 山手線ADトレインの詳細ページはこちら 東京メトロ Uライナーの詳細ページはこちら

まとめ

車内広告媒体をまとめてご紹介してみました!

同じ電車車内広告でも、短期訴求が得意なもの、長期認知浸透が得意なもの、面が大きいもの、小さいもの、読ませる内容を出せるものなどなど意外と個性があるんです。

OOHの営業を5年ほどやっていての印象ですが、お客様から出稿のご相談をいただく際、車内広告については「見ている派」と「見ていない派」がまっぷたつに分かれます。

それもそのはずで、JR東日本企画が調べた広告到達率調査によると、電車車内広告の広告到達率は、全媒体通しておよそ5割前後なんです。

電車を利用する人の約半分が見てくれているって、結構な割合だと思いませんか??

また掲出形態を大きく分けると、単線販売なのか、全線セット販売なのかの2つに分類できることがおわかりいただけたかと思います。

それにより、料金幅も非常に広く設定されています。

メニューによって、広告が掲出される場所も決まっていたりするので詳細はお問い合わせくださいませ。

私の無意識のチョイスにより、最初を除いた事例の写真が全てビール類になってしまったのですが、OOH出稿の検討材料としてぜひお役立ていただければと思います!

お問い合わせはこちら

営業部 小野

交通+αのご提案お任せください!

紙媒体・SP系の広告代理店から春光社に入社したので、交通広告との合わせ技提案が得意です!一番効果の上がるクロスメディア戦略を一緒に考えます!趣味はビール、読書、観劇、おうちパーティー(おうちミッドナイトシネマ、おうち居酒屋、おうちフェスなど)で、好きなものはビールと恐竜と猫です。一番好きな恐竜はヴェロキラプトルです。

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