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本の宣伝に電車広告は有効?初めての出稿前に知りたい効果と特徴

公開日公開日:2025.12.09

本の宣伝に電車広告は有効?初めての出稿前に知りたい効果と特徴のメインビジュアル

電車の中でふと本の広告が目に入ることはありませんか? 通勤・通学の移動時間は、実は書籍の宣伝にとって貴重な時間。多くの人の目に繰り返し触れるだけでなく、駅の書店での購入にも繋がりやすいのです。

この記事では、初めて本の電車広告を検討する方へ、広告の種類や効果的な見せ方、相性の良いジャンル、出稿の流れや料金の目安まで、気になるポイントを分かりやすく解説します。

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電車広告で本を宣伝するメリット

電車広告が書籍の宣伝に有効な理由は、主に「反復効果」「路線・エリアによるターゲティング」「駅ナカ・駅チカ書店への動線」の3点に集約されます。これらを組み合わせることで、認知から購入までの動線を短くできます。

多くの人の目に留まる反復効果

通勤や通学で決まった時間に同じ路線を利用する人は、広告に何度も接触します。そのため短時間の接触が累積してタイトルや表紙が記憶に残りやすく、移動中の隙間時間にふと目にした書影が「思い出すきっかけ」となることが期待できます。
スマホ利用が多い環境でも、大きな書影や端的なキャッチが目に入ると注目を引くものです。加えて、電車広告は乗客に大きなストレスを与えずに情報を繰り返し伝えられる点が評価されています。

路線やエリアで対象層を絞りやすい

路線ごとに利用者の年齢層、職業、興味などがある程度予測できるため、ターゲット設定が行いやすいのがメリットです。例えば、ビジネス街を通る路線ではビジネス書、学生が多い路線ではコミックや参考書を訴求するといったやり方です。
また、時間帯や駅単位での出稿を調整すれば、宣伝したい本の読者層が多く乗る局面に集中してアプローチできます。このように路線選定を適切に行うことで、無駄な露出を減らせるため、費用対効果を高められます。

駅ナカ・駅チカの書店へ誘導しやすい

電車広告は、興味喚起から購買までの移行が比較的短い点が特徴です。
車内で本を認知した乗客が、降車駅の構内や駅周辺の書店でそのまま商品を確認しやすい動線が形成されています。沿線書店と連携し、広告と同一デザインのPOPや平台展開を行えば、車内で見た情報を店頭で即時想起させる仕組みをつくれるでしょう。
掲出期間に合わせて店頭施策を組み込むことで、駅広告と書店販促を同じ設計思想で運用できます。そのうえでフェアやコーナー展開を連動させれば、車内で得た認知を店頭での購買行動に転換させやすいでしょう。

どんな種類がある?主な電車広告メディア

電車広告は掲出位置や表現手段により見せ方が変わります。宣伝する本の特性に合わせて適した媒体を選ぶことが重要です。

中づりポスター

車内上部に掲出される中吊りは車内の中心視界に位置するため、座っている人にも立っている人にも訴求できる媒体です。複数面で連続してビジュアルを見せられるため、タイトルと書影を大きく見せる訴求に向いています。ただし、設置面積が限られる点を踏まえ、伝える情報は厳選する必要があるでしょう。

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ドア横ポスター

ドア横は乗降時に人が集まるポイントであり、目線の高さにあるため近距離で読み込んでもらえるのが利点。記事広告のようにやや詳しい情報を入れることも可能で、「どの本か」「どこで買えるか」を明確に示すと書店での発見率が向上します。
近距離での視認性という特性上、短いあらすじや実績表示を分かりやすく入れる設計が有効です。

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まど上ポスター

窓上は座席に座った乗客の視線の先に位置するため、比較的長い時間見てもらえる媒体です。移動時間が長い路線や座席利用が多い時間帯を狙うと効果的で、静かにイメージを伝えたい文芸書やビジュアルの美しさを訴求する作品に適しています。

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ステッカー

ドアのガラスに貼られるステッカーは乗降の瞬間に自然と目に入り、注目を集めやすいのが特徴です。1か月単位など比較的短期〜中期の掲出に向く商品が一般的で、複数路線がセットになったプランで広域への露出も図れます。ただし、デザインでは見切れや反射に配慮する必要があります。

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車内デジタルサイネージ

車内液晶モニターでは動画や複数の静止画を放映できるため、動きで注意を引けます。音声が出ないことが多い点を踏まえ、映像やテキストの動きで乗客の関心を引く構成がポイント。導入が進む新型車両や主要路線での活用が増えている媒体です。

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相性の良い本のジャンルとは?

電車広告はジャンルと路線特性の組み合わせで成果が変わります。ここでは相性の良いジャンルを例示します。

ビジネスパーソン向け

通勤客が多い路線では、自己啓発書やビジネス書が特に反応を得やすいジャンルです。電車を降りてすぐに書店へ立ち寄れる社会人が主な読者層となるため、内容の「即効性」や「役立ち感」がすぐに伝わる作品と相性が良い傾向があります。
経済や政治を扱う実用的なテーマも、ビジネス街を通る路線では接触機会が増えるため、訴求しやすいカテゴリといえるでしょう。

大人の学びや趣味

生活に役立つ実用書や、知的好奇心を満たす教養・アート系の書籍は、路線を選択することで高い関心を集められます。
金銭的に余裕のある層が多い地域を走る路線では、アートや文化系の本も候補に入りやすく、通勤時間を「自分のための時間」として活用する乗客に届きやすいのが特徴です。内容の魅力を視覚的に伝えられるジャンルの本は、車内広告との親和性も高い傾向にあります。

話題の文芸作品

ベストセラーや話題作の告知はもちろん、これから認知を広げたい文芸作品にも電車広告は適しています。新刊に限らず、長く読まれてほしい作品の印象付けにも使える媒体です。車内で表紙の印象が残ることで書店に並んだ本に気づきやすくなるため、認知から購買までの流れを後押しできます。

乗客の心をつかむ広告デザインのコツ

限られた接触時間で関心を引くには、文言とビジュアルの取捨選択が重要です。

瞬時に伝わるキャッチコピー

電車内では、一瞬で内容を連想させる短い言葉が効果を発揮します。例えば、「感動で涙が止まらない」「お金が貯まる」といった端的な表現は、乗客の視線を素早く捉え、続きを知りたいという気持ちを引き出すでしょう。
多少大げさに感じられる言い回しでも、印象を残すうえでは有効に働くため、語感や読みやすさを重視してコピーを考えるのがコツです。

書影とタイトルは大きく

書店で「あの本だ」と気づいてもらうためには、書影とタイトルを広告内でしっかり見せることが欠かせません。色使いや余白の取り方を工夫し、車内での認知がそのまま書店での発見に繋がるよう、視認性の高いレイアウトを意識しましょう。

あらすじや実績の活用

短いあらすじや「ランキング1位」といった実績は、信頼感と興味を同時に高めます。多くの人に支持されている事実を示しつつ、内容を少しだけ紹介することで、読者の「読んでみたい」という感情を引き出すのです。ただし、情報量は詰め込みすぎず、要点を絞って掲載しましょう。

初めての出稿!基本的な流れ

初めて電車広告を出す際は、まず交通広告を扱う代理店に目的と予算を伝えるところから始まります。次に、本の内容に合う路線や広告の種類、掲出期間を決め、広告デザインを制作。その後、鉄道会社の審査を経て、審査通過後に印刷と掲出が行われるのが一般的な流れです。
基本的に、広告代理店が調整を代行してくれるため、初めての掲出でも手続きは進めやすい仕組みになっています。

気になる料金の目安

広告料金は、路線の利用者数、媒体の種類、掲出期間などによって大きく変わります。ドア横ポスターは複数面セットで販売されることが多く、ステッカー類より高額になるのが一般的です。
一方でステッカーは1か月単位で掲出できる媒体が多く、比較的柔軟に利用できます。鉄道会社が初回利用者向けの割引プランを用意していることもあるため、複数の見積もりをとって比較することが大切です。

電車広告媒体の費用目安についてはこちらもご覧ください

電車広告で本との出会いを効果的に演出しよう

毎日多くの人が利用する電車は、本との出会いの場でもあります。広告に繰り返し触れることで自然と記憶に残り、駅の書店での購入へと導く。電車広告には、そんな書籍販売に適した流れがあります。
中吊りやドア横など媒体ごとの特徴を知り、ターゲット層が乗る路線を選び、印象に残るデザインを工夫すること。それが宣伝効果を高めるカギ。初めての出稿で不安な点も、まずは広告代理店へ相談してみるのが良いでしょう。

春光社は特定の鉄道会社に属さない独立系の代理店です。JR・私鉄問わず、スクールの立地やターゲット層(ビジネスパーソン、学生など)に合わせて最適な路線・媒体を組み合わせたご提案ができます。
また、約100年にわたる交通広告の実績データを基にしたプランニング力、ポスターや動画制作まで一括で担うワンストップ体制も強みです。本の宣伝に交通広告をご検討の方は、お気軽にお問い合わせください。

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