

柱巻広告(ピラー広告)の費用は、電鉄・駅・掲出期間・本数によって異なり、首都圏だけでも1回の出稿で60万円台から700万円超まで幅があります。
さらに、制作・施工費が広告料金に含まれる電鉄と別途かかる電鉄があるため、料金表の数字だけではトータルコストが見えません。この記事では、首都圏の主要電鉄・駅ごとの柱巻広告料金を一覧で掲載し、費用の内訳や申込期日までまとめています。
この記事でわかること
- 首都圏の主要駅における柱巻広告の具体的な料金(電鉄別・期間別)
- 広告料金と制作・施工費の関係(「込み」と「別途」の違い)
- 出稿に必要な申込期日とスケジュールの目安
【駅別・電鉄別】柱巻広告の費用はいくらかかる?
首都圏の主要駅で掲出できる柱巻広告の料金を、電鉄ごとに一覧で掲載します。なお、柱巻広告とは駅構内のコンコースやホームにある柱にシートを巻きつけて掲出する駅広告で、「アドピラー」「ピラー広告」とも呼ばれます。
料金はすべて税別です。制作・施工費の扱いは電鉄によって異なるため、各表の備考欄をご確認ください。
※出典:2026年4月時点の各社媒体資料
東京メトロの柱巻広告料金
| 商品名 | 場所 | 期間 | 本数 | 広告料金(円) | 制作・施工費 |
|---|---|---|---|---|---|
| 表参道 | 中央改札内 | 7日 | 11 | 2,000,000 | 別途お見積もり |
東京メトロの柱巻広告は首都圏の中でも知名度の高い商品で、表参道駅は改札内の動線上に11本の柱が並ぶため、エリアジャック感のある展開が可能です。
JR東日本の柱巻広告料金
| 商品名 | 場所 | 期間 | 本数 | 広告料金(円) | 制作・施工費 |
|---|---|---|---|---|---|
| 東京 | 八重洲南口コンコース | 7日 | 7 | 4,300,000 | 広告料に含む |
| 東京 | 八重洲南口コンコース | 14日 | 7 | 7,740,000 | 広告料に含む |
| 東京 | 八重洲北口コンコース | 7日 | 5 | 3,100,000 | 広告料に含む |
| 東京 | 八重洲北口コンコース | 14日 | 5 | 5,580,000 | 広告料に含む |
| 東京 | 丸の内地下北口 | 7日 | 4 | 2,500,000 | 広告料に含む |
| 東京 | 丸の内地下北口 | 14日 | 4 | 4,500,000 | 広告料に含む |
| 池袋 | アゼリアロード | 7日 | 10 | 3,000,000 | 広告料に含む |
| 池袋 | アゼリアロード | 14日 | 10 | 5,400,000 | 広告料に含む |
| 池袋 | 中央通路 | 7日 | 8 | 2,500,000 | 広告料に含む |
| 池袋 | 中央通路 | 14日 | 8 | 4,500,000 | 広告料に含む |
JR東日本の柱巻広告は、制作(出力)費と掲出撤去費が広告料金に含まれています。そのため、料金表に記載された金額がほぼ出稿の総額となり、予算の見通しが立てやすい点が特徴です。
東京駅の商品は新幹線乗り換え口付近に設置されるため、首都圏のビジネスパーソンだけでなく、全国からの出張客や行楽客にもリーチできます。池袋駅はアゼリアロード・中央通路ともに駅構内の主要動線上に位置しており、1週間あたりの通行量が多いエリアです。
都営地下鉄・東急・京急の柱巻広告料金
| 電鉄 | 商品名 | 場所 | 期間 | 本数 | 広告料金(円) | 制作・施工費 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 都営地下鉄 | 新橋駅セット | A口改札外 | 7日 | 8 | 650,000 | 別途お見積もり |
| 都営地下鉄 | 大手町駅セット | C口改札外(千代田線改札付近) | 7日 | 6 | 600,000 | 別途お見積もり |
| 東急 | 田都渋谷B | 改札内・外 | 7日 | 7 | 1,000,000 | 700,000 |
| 東急 | 田都渋谷C | 宮益坂正面口改札内・外 | 7日 | 6 | 720,000 | 600,000 |
| 京急 | 羽田空港 第3ターミナル フォトピラー | ホーム | 1ヶ月 | 14 | 700,000 | 別途お見積もり |
| 京急 | 羽田空港 第1・第2ターミナル フォトピラー1 | 第1旅客ターミナル口側改札付近・ホーム | 1ヶ月 | 14 | 2,100,000 | 別途お見積もり |
| 京急 | 羽田空港 第1・第2ターミナル フォトピラー2 | 第2旅客ターミナル口側ホーム | 1ヶ月 | 18 | 2,500,000 | 別途お見積もり |
都営地下鉄は60万円台からと、首都圏の柱巻広告の中では比較的手の届きやすい価格帯と言えるでしょう。初めて柱巻広告を試す場合の候補にもなります。
柱巻広告の費用は広告料金だけではない?内訳の仕組み
柱巻広告にかかる費用は「広告料金」と「制作・施工費」の2つに大きく分かれます。この2つの扱いは電鉄によって異なるため、料金表の金額だけで予算を組むと、想定外のコストが発生することがあります。
「広告料に含む」と「別途見積」の違い
JR東日本の柱巻広告は、インクジェットシートの出力費や掲出・撤去の作業費が広告料金に含まれています。一方で、東京メトロ・都営地下鉄・京急の一部商品は「別途お見積もり」となっており、広告料金とは別に制作・施工費がかかります。
東急は商品ごとに制作費の金額が明示されているため、料金表の段階でトータルコストを把握しやすい仕組みです。
なお、いずれの電鉄においても、広告のデザイン制作費(クリエイティブの企画・データ作成)は広告料金には含まれません。デザイン会社や代理店への発注が別途必要になります。
トータルコストを把握するために確認しておきたいこと
見積もり段階では、以下の項目をまとめて確認しておくと、「トータルでいくらか」をイメージしやすくなります。
- 広告料金(掲出費用)
- 制作・施工費(シート出力・貼り込み・撤去)
- デザイン制作費(広告クリエイティブの企画・データ作成)
- 意匠審査にかかる期間と修正の可能性
「広告料金が安いから出稿先を決めたが、制作費を含めると別の駅の方が割安だった」というケースもあるため、費用は単体ではなくトータルで比較するのがおすすめです。
柱巻広告の申込期日と掲出までのスケジュールは?
費用面の確認と並行して押さえておきたいのが、出稿スケジュールです。柱巻広告は掲出の数ヶ月前に申込が必要で、電鉄ごとに申込期日が異なります。
電鉄別の申込期日一覧
| 電鉄 | 申込期日 |
|---|---|
| 東京メトロ | キャンペーン申込:掲出月の6ヶ月前末日 / 一般申込:掲出月の5ヶ月前末日 |
| JR東日本 | キャンペーン申込:掲出月の5ヶ月前末日 / 通常申込:掲出月の4ヶ月15日以降 |
| 都営地下鉄 | 掲出月の5ヶ月前末日 |
| 東急 | キャンペーン申込:掲出月の6ヶ月前末日 / 一般申込:掲出月の5ヶ月前末日 |
| 西武 | 掲出月の5ヶ月前末日 |
| 京急 | 掲出月の6ヶ月前末日 |
| 京王 | 掲出月の5ヶ月前末日 |
| 東武 | 掲出月の5ヶ月前末日 |
| 相鉄 | 随時 |
多くの電鉄で掲出月の5〜6ヶ月前が申込期限となっています。検討し始めた段階で早めに代理店へ相談することで、希望の時期に枠を確保しやすくなるでしょう。
※申込締切後でも空いていれば決定優先で販売しています。お気軽にお問い合わせください。
意匠審査から掲出までの流れ
柱巻広告の出稿は、おおむね以下の流れで進みます。
- 代理店へ問い合わせ・空き状況の確認
- 申込・掲出枠の確保
- 意匠審査(デザインの事前審査。すべての電鉄で必須)
- 入稿(完全データを指定日までに提出)
- 納品・搬入(土日祝を除く掲出開始日の7営業日前まで)
- 掲出開始
意匠審査では、広告表現の適正性を電鉄側が確認します。修正が求められる場合もあるため、修正対応ができる段階でデザインデータを提出するのが安全です。媒体によっては制作会社が指定されていることもあるため、入稿前に確認してください。
柱巻広告の費用や出稿先で迷ったら、まずは交通広告のプロに相談を
柱巻広告は電鉄・駅・期間によって料金が異なり、制作費の扱いも一律ではないため、「結局トータルでいくらかかるのか」は個別に見積もりを取るのが確実です。
私たち春光社は1927年の創業以来、交通広告を専門に取り扱ってきた広告代理店です。首都圏に限らず全国の電鉄・駅に対応しており、広告枠の手配から掲出先の選定、予算に応じた媒体提案、意匠審査対応までワンストップで対応しています。
「この予算でどの駅に出せるか」「この時期に間に合う媒体はどれか」といった具体的なご相談にもお応えしていますので、柱巻広告の出稿を検討されている方はお気軽にお問い合わせください。
※本コラムの内容は執筆当時の情報です。最新情報についてはお問い合わせください。








