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イベント告知・集客を成功に導くための交通広告活用ガイド

公開日公開日:2025.06.05

イベント告知・集客を成功に導くための交通広告活用ガイドのメインビジュアル

交通広告は、日常の移動空間で自然と目に留まる媒体として、イベントの告知や集客に大きな力を発揮します。本記事では、交通広告がなぜイベントプロモーションに効果的なのか、その理由と活用シーンを整理しつつ、媒体の種類や選び方、戦略的な使い方までをわかりやすく解説。初めての方でも安心して活用できるヒントをまとめました。イベントの成功に向けて、ぜひ参考にしてください。

イベント告知に交通広告が有効な5つの理由

高い視認性と強制力

電車内や駅構内といった日常生活空間に広告が掲出されるため、利用者は移動中に自然と、かつ半ば強制的に広告を目にします。結果的に、広告を見てもらえる確率が比較的高くなります。

反復訴求効果

通勤や通学で毎日同じ駅や路線を利用する人に対しては、ほぼ毎日同じ広告に接触させることになり、イベント名や開催日時、場所といった情報を繰り返し刷り込むことで、認知度を高め、記憶への定着を促す効果(単純接触効果)が期待できます。

エリアターゲティングの容易さ

イベントの開催地やターゲット層が住んでいる地域、勤務・通学しているエリアに合わせて、広告を掲出する路線や駅を絞り込むことができます。イベントに関心を持つ可能性の高い層へ効率的にアプローチできます。

公共性・信頼性

公共交通機関という社会インフラに掲出される広告は、一定の審査基準をクリアしているため、広告されているイベントや主催者に対する信頼感や安心感を与えやすいという特徴があります。公共の場での露出という事実は、特に新しいイベントや小規模な団体が主催するイベントにとって、一種の「お墨付き」のような効果をもたらし、参加への心理的ハードルを下げる可能性があります。

SNSでの拡散ポテンシャル

デザインがユニークであったり、体験型(例:ピールオフ広告)であったりする交通広告は、通行人や乗客によって写真撮影され、SNS上で拡散されることがあります。結果的に、オフラインの広告がオンラインでの話題喚起に繋がり、想定以上のリーチを獲得できる可能性があります。

交通広告の効果を特に発揮できるイベントは?

では、どのようなイベント告知に交通広告が特に有効なのでしょうか。

地域密着型イベント

特定の地域住民や沿線住民を主なターゲットとするイベント(例:市区町村主催の祭り、地元の商店街の活性化イベント、市民ホールでの演劇やコンサートなど)には、そのエリアをカバーする交通広告が非常に効果的です。

広範囲な認知獲得が必要なイベント

大規模な展示会、音楽フェスティバル、新しくオープンする大型商業施設やテーマパークなど、まずは多くの人々にイベントの存在を知ってもらいたい場合には、広範囲にリーチできる主要路線の交通広告や、ターミナル駅での大規模な広告展開が有効です。

特定の施設への来場促進:

イベントが開催される特定の施設(例:美術館、劇場、スタジアム、会議場など)への来場を直接的に促したい場合には、その施設の最寄り駅や、そこへアクセスする主要な路線での広告が効果を発揮します。

信頼性や安心感を重視するイベント

公的機関や教育機関が主催するイベント、専門性の高いセミナーやシンポジウムなど、内容の信頼性やイベント自体の安心感が重要となる場合には、公共性の高い交通広告がそのイメージを補強する役割を果たします。

オンライン広告との連携を前提とする場合

オンライン広告でイベントに関心を持った潜在顧客に対し、日常の移動空間である交通機関内で再度広告に接触させることで、記憶を呼び覚まし(リマインド効果)、参加への最後の一押しをする効果が期待できます。

主な交通広告の種類と特徴

交通広告には多種多様な種類があり、それぞれに特徴や適した用途があります。イベントの目的やターゲット層、予算に合わせて適した媒体を選ぶことが重要です。

電車広告

電車内は、多くの乗客が一定時間を過ごす空間であり、広告媒体の宝庫です。主に以下の媒体があります。

  • 中づりポスター:車両中央上部に吊り下げられるため、立っている乗客からも座っている乗客からも見やすく、非常に注目度の高い媒体です。
  • まど上ポスター:座席の窓の上に横長に掲出されるポスターで、主に着席している乗客や近くに立っている乗客の目に触れやすい媒体です。
  • ドア横ポスター:電車の乗降口ドアの横に掲出されるため、乗り降りする乗客の目に必ず触れる機会があり高い視認性を誇ります。
  • ステッカー広告:ドアの窓部分や車内の壁面、床面などに貼られる比較的小さな広告です。他のポスター広告に比べてコストを抑えやすく、長期間の掲出にも向いています。
  • 電車内デジタルサイネージ:各ドアの上部などに設置された液晶ディスプレイで、動画や静止画、ニュースや天気予報などと共に広告が放映されます。音声は基本的に出ませんが、動きのある映像で乗客の注意を引きやすく、静止画ポスターよりも多くの情報を伝えることが可能です。
  • 電車ジャック広告:電車の車内全体(中づり、まど上、ドア横、ステッカーなど全て)を特定の広告主の広告でジャックする手法です。車両の外装にラッピングを施す場合もあります。イベントの世界観を空間全体で表現したり、乗客に強烈なインパクトを与えたりするのに非常に効果的です。

駅広告

駅は、多くの人々が日々利用する交通の結節点であり、主に以下のような広告媒体が存在します。

  • 駅ばりポスター:駅構内の壁面や柱などに掲出されるポスター広告です。
  • 駅デジタルサイネージ:駅構内の主要な通路、改札付近、コンコースなどに設置された大型ディスプレイで、動画や静止画を放映する広告媒体です。動きや音(場所による)によって通行人の視線を引きつけ、静止画ポスターよりも強い印象を与えることができます。
  • フラッグ広告・横断幕:駅構内の天井から吊り下げたり、壁面や柱に設置したりする布製の大型広告です。広い空間での視認性が非常に高く、特に大規模な駅やコンコースで効果を発揮します。連続して掲出することで、駅全体をジャックするような演出も可能です。
  • フロア広告:駅構内の床面に特殊なシートを貼り付けて広告を掲出する手法です。通行者の足元に展開されるため意外性があり、自然と視線を集めることができます。

バス広告

電車内広告と同様に、まど上やまど横のポスター、車内前方に設置されたデジタルサイネージなどがあります。

タクシー広告

窓ガラスに貼るステッカー広告、車体後部などに貼るボディステッカー広告、助手席のヘッドレスト後部などに設置されたタブレット端末で放映される車内デジタルサイネージなどがあります。

イベント告知向け主要交通広告タイプ別比較

広告タイプ 主な特徴 イベントでの主な用途 視認性・インパクト 掲出期間目安
中づりポスター 車両中央上部、広範囲の乗客にリーチ、短期スポット向き 直前イベント告知、新商品発表会、コンサート 3日~2週間
まど上ポスター 座席上部、着席客に有効、比較的長期 1~2ヶ月先のイベント告知、講演会、展示会 1週間~1ヶ月
ドア横ポスター 乗降口横、乗降客に確実にリーチ 会場アクセス案内、最寄り駅路線での告知 1週間~1ヶ月
車内ステッカー ドア窓・壁面など、コスト抑制、長期 ロゴ・キャッチフレーズ刷り込み、ニッチイベント告知 低~中 1ヶ月~
電車内デジタルサイネージ ドア上部など、動画・静止画、情報量多い イベント予告動画、出演者メッセージ、タイムテーブル 1週間~
駅ばりポスター 駅構内壁面・柱、駅規模で効果変動、短期集中 会場最寄り駅での集中貼り、複数駅展開 中~高 7日~
駅デジタルサイネージ 主要通路・改札付近、動画・音声で高インパクト イベントトレーラー、カウントダウン、リアルタイム情報 1週間~
フラッグ広告 天井から吊り下げ、大型、ジャック感 大規模イベント告知、会場誘導、駅全体の雰囲気作り 1週間~

交通広告にかかる費用を左右する要因

交通広告の費用は、画一的ではなく、様々な要因によって大きく変動します。予算を計画する際には、これらの要因を理解しておくことが不可欠です。

  • 掲出エリア・路線: 広告費用を決定する最も大きな要因の一つです。一般的に、多くの人が利用する首都圏の主要路線や、乗降客数の多い主要駅(例:渋谷駅、新宿駅、東京駅など)は広告料金が高額になる傾向があります。
  • 広告媒体の種類とサイズ: デジタルサイネージは、動画や複数クリエイティブの放映が可能であることなどから、一般的に静止画のポスター広告よりも高額になる傾向があります。
  • 掲出期間と数量: 広告を掲出する期間が長ければ長いほど、また掲出するポスターの枚数やデジタルサイネージの放映回数が多ければ多いほど、総額は高くなります。
  • 鉄道・バス会社による違い: 交通広告の料金は、各鉄道会社やバス会社が独自に設定しています。そのため、同じような条件(エリア、媒体種類、期間など)であっても、運営する会社によって料金が異なる場合があります。
  • 時期: 年末年始やお盆、ゴールデンウィークといった大型連休期間や、特定の大型イベント(例:オリンピック、万博など)が開催される時期は、広告の需要が高まり、通常期よりも料金が割高になったり、希望する広告枠の確保が難しくなったりする可能性があります。

これらの要因を総合的に考慮し、イベントの目的や予算に最も適した広告プランを検討する必要があります。

イベント集客を最大化するための交通広告活用術

イベントへの集客を成功させるには、ただ広告を出すだけでは不十分です。特に交通広告は、街を行き交う人たちに向けてダイレクトに情報を届けられるからこそ、戦略的な使い方が求められます。ここでは「ターゲティング」「タイミング」「クリエイティブ」という3つの視点から、交通広告をどう活用すればイベント集客を最大化できるのかを簡単に紹介していきます。

ターゲティング戦略

まず考えたいのは「誰に来てほしいのか」ということ。イベントの種類によって、ターゲット層は大きく変わってきます。若者向けなのか、ファミリー層なのか、ビジネス層なのか…。このターゲット像をはっきりさせることで、広告の出し方も大きく変わります。

ポイント:

  • イベント特性とターゲット層の明確化
    • 年齢、性別、職業、ライフスタイルなどから具体的なペルソナを設定
    • それに応じた導線設計・訴求内容の方向性を定める
  • 掲出場所の選定
    • 会場最寄り駅:参加者の期待感を高め、迷わず誘導できる
    • ターゲットが利用する駅・路線:通学・通勤・買い物エリアなど
    • 主要ターミナル駅:広範な層へのリーチに有効
  • 時間帯ごとの訴求調整
    • 朝:ビジネス層向け
    • 昼:主婦・シニア層
    • 夜:若年層や帰宅中の人向け

ターゲットの生活動線を把握し、その沿線上で接触できるように設計することが成功の鍵です。

タイミング戦略

広告を出すタイミングも、効果に大きく関わります。早すぎると忘れられてしまい、遅すぎると計画の余地がなくなってしまう。だからこそ、イベントの性質や準備状況に合わせたタイミング設計が重要です。

期間別の使い分け

  • 短期(1~2週間)
    • 開催直前の強い訴求
    • 駅集中貼りなど即効性重視
  • 中期(1~3ヶ月)
    • 認知醸成と関心の継続に最適
    • まど上ポスター等でじっくり告知など

季節や大型連休との連動

  • 大型連休・夏休み・年末年始など、移動が活発になる時期を狙うことで、多くの人の目に触れるチャンスが広がります

クリエイティブ戦略

いくら良いタイミングで出しても、広告の中身がパッとしなければ素通りされてしまいます。限られた時間の中で、いかに目を引いて印象に残すかが、交通広告では特に問われます。

基本設計のポイント

  • 情報の整理と優先順位
    • イベント名、開催日、場所、出演者、料金などの情報を明確に
  • 視認性重視のデザイン
    • 大きな文字・高コントラスト・シンプルな構成
  • 魅力的なビジュアルの活用
    • イベントの世界観を表現する高品質な画像や色味

表現の工夫

  • 動画・アニメーション(デジタルサイネージ)による動的訴求
  • 体験要素のある広告(視覚トリック、インタラクティブ要素など)
  • 広告自体が「イベントの一部」として記憶に残るよう設計

アクションの明示(CTA)

  • 「詳しくはWEBで」「今すぐチケット購入」など、次に取るべき行動を明確に
  • QRコードや短縮URLをわかりやすく配置

交通広告でイベントを盛り上げよう!

交通広告は、その特性を正しく理解し、戦略的に活用すれば、イベントの認知度向上と集客に大きく貢献できる非常に力強いツールです。ぜひ、あなたのイベントプロモーションに交通広告を取り入れ、多くの人々にその魅力を届け、イベントを成功へと導きましょう。

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