公開日:2024.03.25
私は、小さい頃から「テレビっ子」で、今でも家に帰ると、まずテレビを付け、観ていない時もテレビは付けたまま、寝る寸前までテレビを観ていたい為に電源オフのタイマーをかけて寝るほどの、テレビ好きです。
よく考えると、父が大のテレビ好きで、家にいる時は父専用のテレビの前から動かず、特に年末年始には、前もって年末年始のテレビ番組表が載った雑誌を買い、観たい番組にマーカーで印をつけ、テレビのスケジュール次第で動く、という状況だったので、それを見て育った私としては、テレビ好きになるのは当たり前の事なのだと思います。
大人になり、世の中には「あまりテレビを観ない」という人が居ることを知り、とても驚いたことを覚えています。
就職先の業界がマスコミ業界だったということは、当時は偶然と思っていましたが、今考えると、好きだからこそだったのかもしれせん。
職場の周りの方々を見ていても、学生時代の友人よりも、テレビ好きの人が多く、面白いテレビ番組があると、その話を分かってくれる人が必ず職場には居るので、嬉しく思います。
そんなテレビっ子の私ですが、テレビ番組を録画して観る場合は、CMは飛ばしてしまいがちです。広告関係の仕事をしているにも関わらず、テレビCMを観ないのは良くないと思い、以前よりは観るようにはなりましたが、それでも飛ばしてしまうことがあります。
最近、久しぶりに観入ってしまったテレビCMがありました。
おそらく期間限定のCMだと思いますが、ストーリーがあって、観終わった後に、ジーンとくるような内容です。
そういう印象に残るCMを観ると、「飛ばさずに観て良かったなぁー、どんな人達が作ったのだろう」と思い、感心してしまいます。
そのようなテレビCMと比べて、公共の場にある屋外広告や交通広告は、生活をしていれば目に入る媒体で、強制視認性が高い媒体とも言われています。
最近は動画サイトでも、強制的にCMを観せるような方法がありますが、公共の場の広告とは違い、定期的に同じCMが繰り返し流れることに、時々うんざりしてしまう方もいるのではないでしょうか。
公共にある強制視認性の高い広告は、生活をしていれば自然に目に入るという強みがありますが、それなりに意匠審査の基準が厳しい場合が多いため、そこが難点ではあります。
ただし、人々の生活に入り込み、老若男女を問わず目にするため、致し方ないことだとも言えます。
今後も、交通広告の強みである強制視認性を活かすような提案をしつつ、皆さまの心に残るような、質のいい広告に携わることが出来たらいいな、と思います。
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