公開日:2023.08.30
既に2020年6月に暫定的な開業をしていた東京メトロ日比谷線「虎ノ門ヒルズ駅」ですが、2023年7月にようやく本格開業となります。
駅の本格開業に伴って、改めて虎ノ門ヒルズに注目が集まっていますが、「幻のマッカーサー道路」と呼ばれた環状2号線(新虎通り)の再開発に伴い、2014年春に誕生した複合施設で、環状2号線が敷地内を貫通するというインパクトのある構造になっています。
虎ノ門ヒルズは2014年竣工の「森タワー」を起点に、3つのプロジェクトが国家戦略特区事業に指定された事も後押しして、約9年間という都市再開発事業としてはこれまでにない異次元のスピードで拡大していく事になりました。
以降、2020年には大企業の新規事業創出を目指すインキュベーションセンター「ARCH(日本の産業を代表する大企業118社が集積)」や、東京中の名店26点が終結する「虎ノ門横丁」を擁する「ビジネスタワー」、2022年には東京・日本にはなかった最高グレードのレジデンス547戸の「レジデンシャルタワー」、そして2023年7月には駅と一体的に開発された「ステーションタワー」が竣工する事により、オフィス・住宅・ホテル・商業施設・インキュベーションセンター・交通インフラ・緑地など、多様な都市機能を徒歩圏内に備えた「国際新都心・グローバルビジネスセンター」として六本木ヒルズに匹敵する国際複合都市への進化が期待されます。
各タワーは、銀座線虎ノ門駅から日比谷線虎ノ門ヒルズ駅を結ぶ地下通路から直結(レジデンシャルタワーは、森タワーからの連絡)しており、1番線の森タワー方面改札外からは東京BRTのバスターミナルに通じる地下連絡通路が設置されています。
但し、虎ノ門ヒルズ駅は相対式ホーム2面2線で、暫定開業時は改札及びホームは地下1階にあり、本格開業時に改札が地下2階へ移設されます。
現状、改札階となる地下2階のコンコース部分が工事中という事で、駅構内から反対側のホーム、出口への連絡が出来ず、一旦地上に出る必要があり、駅利用者にとってはかなり不便な状態が続いていましたが、それもようやく解消される事になります。
現状の駅貼りポスターに更に枠が追加され、それに加えて地下2階のコンコースには、東京メトロの新規広告媒体として駅サイネージ(MCV)やサインボードが設置され、8月頃から一般に広告として販売開始される予定との事です。(看板はもう少し先になりそうです)
2020年開業時の1日平均乗降人員22,864人は、2022年では34,454人と着実に増えつつあります。
虎ノ門ヒルズ駅の本格開業を期に、駅の利便性が上がり、様々な目的で駅を訪れる人が増えていきますので、新媒体をスポット、長期掲出としても様々な広告の展開でご検討してみては如何でしょうか。
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