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「都心部・臨海地域の地下鉄構想」について

公開日公開日:2023.02.15

「再考!?都営地下鉄交通メディア」を前回書かせていただきましたが、個人的に最終回となるコラムでは、師走でUPされる(もしかしたら年明け💦)だろうと思い、赤穂浪士討ち入りの12月14日を想い、播磨赤穂藩の藩主・浅野長矩と47人の赤穂義士の墓がある泉岳寺にかけて「泉岳寺駅」の再開発について書こうと思っていた矢先に、びっくりしたニュースが小池都知事より発表がありました。

今日は方向転換して、発表のあった大江戸線女性専用車導入(4号車)を令和5年1月18日から始めることを書こうと思います。

大江戸線には窓ステッカーが商品としてありますが、女性専用車両のステッカーが貼付されることに影響ないのかと心配になりました(コラムを書いているタイミングでは、東京都交通局広告担当からは何の発表もありませんでした)。

ちょっと気になったので脱線してしまいました💦が、書こうと思ったのは、本当にびっくりした「都心部・臨海地域の地下鉄構想」についての発表です。



今年に入り、東京都交通局の路線で関係する有楽町線延伸(豊洲・住吉間)及び南北線延伸(品川・白金高輪間)の鉄道事業許可を受けたこと(資料1)だけで、今後の東京都交通局の新しい路線は大江戸線光が丘駅から西武線への延伸、多摩都市モノレール北側の延伸く らいしかないだろうなと勝手に思い込んでいたところ、飛び込んできたのが、東京から有明・東京ビッグサイト駅を結ぶ地下鉄!!距離にすれば約6.1キロ、全部で7つの駅のルートや駅の位置が初めて発表された事です。

新しい地下鉄を作る(事業案)こともびっくりしましたが、たった約6.1キロで、地下鉄駅入口から電車に乗るまでに所用時間(この新しい地下鉄、特に海の下を通る路線なので深度が相当な深さになりそう)が1駅、いや乗降を考えると2駅分くらい時間がかかってしまいそうです。

更には、都心と臨海地域とを結ぶ「東京BRT」計画があり、実際にプレ運行(一次)が始まっています。下記がその路線。

(出典:東京都都市整備局HP)

更には、環状第2号線本線トンネル開通や、晴海五丁目西地区(元選手村)のまちびらき等を踏まえ、令和4 年(2022年)度以降に本格運行を実施するになっています。

下記がその路線。

(出典:東京都都市整備局HP)

果たしてこの地下鉄構想は?と疑問符がつきました。

が、資料(資料2)を読み込んでいくと、都心部と臨海部とをつなぐ基幹的な交通基盤で、言わば背骨としての役割が期待されているだけではなく、

1.常磐新線(TX)延伸との接続を今後検討

2.臨海部や首都圏の国際競争力をより強化するため、羽田空港への接続を今後検討

この2点のバイパスとしてなら、費用対効果は計り知れないかもしれないと、個人的に思いました。

1.のTXの延伸には、➀秋葉原から先の、東京駅方面 ➁茨城県内の、つくばから先、という2つの計画があります。

➀の秋葉原から先の、東京駅方面ということで、この延伸と新地下鉄構想が結ばれ、➁についての茨城県が2050年頃の構想として延伸先が茨城空港方面に絞り込まれるとで、羽田空港―成田空港と羽田空港―茨城空港、更には東関東自動車道により成田空港―茨城空港が結ばれ(R7~8年度開通見込み)、3空港がトライアングルで結ばれることになります。

そうなれば「世界から人、企業、投資を呼び込み、東京と日本の持続的成長を牽引する臨海部と区部中心部をつなぐ基幹的な交通基盤としての役割を担うことが期待」(交通政策審議会答申第 371 号( R3.7 )より抜粋)されることが容易に想像できます。

そういった意味での、この新地下鉄構想はワクワクさせる路線であると思いましたので書かせていただきました。

ちなみにこのトライアングルが完成するのは2050年くらい。私は生きていません。

11月30日をもって定年退職いたしました。この業界に約35年、春光社に約23年と皆様には大変お世話になりました。このコラムをもって、コラム上ではサヨナラです。

本当にありがとうございました。引き続き春光社を、交通広告をよろしくお願いいたします。


資料1:有楽町線延伸及び南北線延伸の鉄道事業許可(20220328).pdf

PDFはこちら

出典:東京地下鉄株式会社HP


資料2:〔都心部・臨海地域地下鉄構想 事業計画検討会〕事業計画案 令和4年11月.pdf

PDFはこちら

出典:東京都HP

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