トレインチャンネルQ&A

今回はトレインチャンネルのご紹介です。
トレインチャンネルと聞いて、電車車内のビジョンを
思い浮かべる方が多いと思われますが、
車内ビジョンの名詞がトレインチャンネルという訳ではなく、
JRの車内ビジョンの商品名が「トレインチャンネル」なのです。
たまに「メトロのトレインチャンネルが～」とお客様から
聞かれますが、各電鉄によってちゃんと知られていない商品名があるのです。
今回、そこは置いといて車内ビジョンの代名詞である
トレインチャンネルについて皆様の疑問を解決いたします。
どれぐらい普及しているの？
JRトレインチャンネルは現在以下の路線に搭載されていまして、
搭載率もほぼほぼ100%です。
他の電鉄はまだ搭載しきれていない路線があるので
車内ビジョンではトレインチャンネルの一強ですね。
JRでトレインチャンネルが搭載されているのは以下の路線です↓
・山手線E231系
⇒1編成11車両　編成数50編成　総車両数550両　1車両8面掲出
・中央線快速E233系
⇒1編成10車両　編成数59編成　総車両数590両　1車両8面掲出
・京浜東北線・根岸線E233系
⇒1編成10車両　編成数83編成　総車両数830両　1車両8面掲出
・京葉線E233系
⇒1編成10車両　編成数24編成　総車両数240両　1車両8面掲出
・埼京線E233系
⇒1編成10車両　編成数32編成　総車両数320両　1車両8面掲出 ・横浜線E233系
⇒1編成8車両　編成数28編成　総車両数224両　1車両8面掲出
南武線E233系
⇒1編成6車両　編成数36編成　総車両数216両　1車両8面掲出
常磐線各駅停車E233系
⇒1編成10車両　編成数18編成　総車両数180両　1車両8面掲出
中央総武線各駅停車E231系
⇒1編成10車両　編成数4編成　総車両数40両　1車両8面掲出
（※2017年度時点）
やはり、JRは他の電鉄に比べて圧倒的に搭載車両が多いです。
中央総武線各駅停車以外の車両は100%導入されています。
今後、中央総武線各駅停車も順次搭載予定です。
広告料金はどれぐらい？
トレインチャンネルは基本、掲出1週間の販売です。
セットと単線ばら売りで販売していますが、
山手線だけは単線での販売は行っていません。
以下、JRトレインチャンネルの料金です。
・トレインチャンネル全線セット（1週間）＠450万円
・トレインチャンネル全線（山手線除く）（1週間）＠250万円
・中央線快速線（1週間）＠110万円
・京浜東北線・根岸線（1週間）＠99万円
・京葉線（1週間）＠35万円
・埼京線（1週間）＠55万円
・横浜線（1週間）＠30万円
・南武線（1週間）＠30万円
・常磐線各駅停車（1週間）＠20万円
・中央総武線各駅停車（1週間）＠10万円
・女性専用車スポット（中央線快速/京浜東北・根岸線/埼京線/常磐線各駅停車）＠25万
  車内ビジョンの中でもトレインチャンネルの全線セットが全ての電鉄の中でも一番料金が
高いですが、単線でみてみると意外とお得な値段で出稿ができます。
  放映時間はどれくらい？
トレインチャンネルにはロールが設定されています。
ロールとはデジタルサイネージで放映するコンテンツの編成で、
そのロールを繰り返し放映しています。
トレインチャンネルのロールには広告枠以外に、ニュースや天気予報が含まれています。
ロールの長さは山手線が20分でその他路線が25分です。
山手線であれば1時間に3回は広告が放映されるということになります。
放映時間は始発から終電まで1日中放映されています。
また、同じ路線でも発車時間が違うので、同じ時間に
同じコンテンツが放映されているということではありません。
  音出しはできるの？
結論からいいますと、出来ません。
理由としては緊急時の車内アナウンスを妨害しないためです。
トレインチャンネル以外にも交通広告のデジタルサイネージ媒体は
上記の理由から音だしNGの媒体が多く、音だしOKの媒体が
指で数える程度しかありません・・
そのため、トレインチャンネルにCM素材等を流用する場合は
字幕テロップの加工が必要となります。
広告を実施する際のスケジュールは？
一般的な進行スケジュールは以下となります。
ご提案：ご希望の内容に合った媒体をご提案します。
↓
お申込：実施が決定しましたらお申込をいただきます。
弊社で動画制作を行う場合はご要望を伺ってご提案を行います。
弊社で動作制作を行わない場合は入稿仕様書をお送りしますので、
その内容に従って放映する動画コンテンツの制作をお願いします。
↓
審査（放映開始約3週間前）
⇒放映する映像素材をいただき鉄道側で審査を行います。
回答に2～3営業日ほどかかります。
↓
放映約2週間前：入稿
⇒仕様に基づいたコンテンツデータをご入稿いただきます。
↓
放映開始（通常は月曜日～）
  入稿の際の注意点！

トレインチャンネルは入稿期限にシビアでして、
1日でも遅れると入稿遅延費が別途発生いたします。
この入稿遅延費が数十万円と掛かり、かなり痛手となります。
JRがトレインチャンネルの配信をシステム会社に委託しているため、
入稿遅延費が発生するそうです。
  お得な情報は？
トレインチャンネルにもお得な価格で求められる時期があります。
それは長期の休みと被る時期です。
年末年始、GW、お盆は特価でご案内できることが多いです。
また、たまにですがゲリラセールを開催することもあるので
春光社のメルマガに登録して情報をお見逃し無くするようにしてください。
  また、トレインチャンネルのここがもっと知りたい！や
他の車内ビジョンについても知りたい！等ありましたら
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