

新幹線の電光文字広告の費用は、東海道区間(東京〜新大阪)に1ヶ月掲出する場合で3,700,000円(税別)です。電光文字広告は掲出する区間と期間によって料金が変わるうえ、Web上には掲載時期の異なる金額が混在しており、現在の水準が分かりにくくなっています。この記事では、東海道区間に出稿する場合の広告料金と、広告料金のほかに発生する費用、そして掲出したい月から逆算した準備期間を整理します。
この記事でわかること
- 東海道区間(東京〜新大阪)に1ヶ月出稿する場合の広告料金
- 広告料金のほかに何が発生し、何が発生しないのか
- 掲出したい月から逆算して、いつ動き出す必要があるか
そもそも新幹線の電光文字広告とは?
新幹線の客室前後の出入口上部にある電光掲示板に、停車駅の案内やニュースと並んでテキストのメッセージを流す交通広告です。座席から自然と目に入る位置に表示されるため、移動中のビジネス客や旅行客に社名やサービス名を届けられます。
新幹線の電光文字広告の費用は、東海道区間・1ヶ月で3,700,000円
新幹線の電光文字広告を東海道区間(東京〜新大阪)に1ヶ月掲出する場合、広告料金は3,700,000円(税別)です。64文字のメッセージが、1編成あたり2回表示されます。
| 掲出区間 | 掲出期間 | 文字数 | 1編成あたりの表示回数 | 広告料金(円) |
|---|---|---|---|---|
| 東海道(東京〜新大阪) | 1ヶ月(1日〜月末) | 64文字 | 2回 | 3,700,000 |
※出典:2026年4月時点の各社媒体資料
- 広告料金は税別で、別途消費税が必要です
- 表示1回につき、同じ内容が2度繰り返して表示されます
- 掲出開始日は毎月1日で、月の途中からは開始できません
- JRの緊急情報が表示された場合、一部の広告が表示されないことがあります
なお、山陽区間(新大阪〜博多)を含めて掲出する場合や、複数月・年間での契約を検討する場合は、料金が上記と異なります。区間と期間の組み合わせによって設定が変わるため、個別に確認するのが確実です。
広告料金のほかに何が必要?電光文字広告の費用の組み立て方
電光文字広告で用意するのは、64文字のテキストだけです。ポスターやボードのように掲出料金とは別に制作費がかかる媒体と違い、費用面よりも原稿を確定させるまでの日数の見積もりが実務上の論点になります。
デザイン制作費と印刷費が発生しない、64文字のテキスト入稿
入稿物がテキストのみのため、デザイン制作費と印刷費は発生しません。掲出料金以外にかかるのは、原稿を作る社内工数と、必要に応じて依頼するコピーライティング費用にとどまります。
ただし64文字という枠には細かいルールがあり、句読点・括弧・半角英数字もそれぞれ1文字として数えます。㈱や㈲といった特殊文字は使えないため、社名表記の調整が必要になるケースもあります。表示色は文字ごとに白・橙・黄・黄緑・水・紫の6色から指定できます。制作費がかからない一方で、限られた文字数に何を入れて何を削るかという原稿設計に、検討時間が集中しやすくなります。
掲出希望月の約2ヶ月前から動く、申込と入稿のスケジュール
電光文字広告は、掲出したい月のおよそ2ヶ月前には原稿を固めておく必要があります。納品期限が掲出開始日の30営業日前AMまでと定められており、土日祝を除いた30営業日は暦でおよそ6週間にあたるためです。
納品した原稿は電鉄側のクライアント審査・デザイン審査を受け、結果によっては掲出できない場合もあります。期限ぎりぎりの入稿では修正の時間が取れません。申込は決定順で確定していくため、検討が長引くと希望月に枠が残っていない可能性もあります。加えて申込後の変更・キャンセルはできず、発生した場合は掲出の有無にかかわらず広告料金の全額が必要です。
新幹線の車内広告のなかで、電光文字広告はどういう位置にあるか
電光文字広告は、新幹線の車内広告のなかでは1ヶ月単位という短い期間から出稿できる媒体にあたります。出稿の入口は下がりますが、表現できる内容には制約があります。金額と一緒に、何が伝えられて何が伝えられないのかを見ておくと判断しやすくなります。
ビジュアルを使う車内広告との違いと、選択の分かれ目
ポスターやボードとの違いは、ビジュアルを使えるかどうかにあります。電光文字広告で表示できるのは指定6色の文字だけで、ロゴマーク、商品写真、図版は扱えません。
また、JRからのお知らせやニュースと同じ表示面に流れるため、広告だけが単独で占有する面ではありません。ブランドイメージや商品の見た目を訴求したい場合はビジュアルを使える媒体が向きます。社名や事業内容の告知、採用の周知、キャンペーンの案内のように、言葉だけで成立する内容であれば電光文字広告で対応できます。
掲出範囲と乗車時間から捉える、金額の意味
金額を判断する際は、64文字・表示2回という数字だけでなく、その文字が流れる環境もあわせて見ると比較しやすくなります。東海道新幹線は東京〜新大阪間の最速達列車で2時間21分を要し、2024年度の運転本数は臨時列車を含めて1日平均383本にのぼります。
乗客は2時間前後を車内で過ごし、着席したまま同じ位置の表示を繰り返し目にします。JR東海は東海道新幹線についてビジネス利用が中心で時間を重視する乗客が多いと説明しており、乗客の属性も絞られやすい路線です。1回あたりの情報量が少なくても接触の機会が積み上がるため、文字数と表示回数だけで判断すると実態とずれる可能性があります。
予算と目的に合わせて新幹線の媒体を選ぶなら春光社にご相談を
新幹線への出稿を検討する際は、媒体を1つに絞り込む前に、予算と目的の両面から見比べておくと選びやすくなります。枠は決定順で確定していくため、早い段階でご相談いただくほど、選べる媒体と掲出月の幅が残ります。
春光社は交通広告を専門に扱う広告代理店として、新幹線の車内媒体と駅媒体を横断してご提案しています。電光文字広告の空き枠の確認だけでなく、ご予算を踏まえて「この目的なら別の媒体のほうが合う」という整理からお手伝いできるため、媒体ごとに問い合わせ先を分けて比較する手間がかかりません。
原稿の審査や入稿スケジュールの管理にも対応しています。30営業日前の納品期限や電鉄側の審査を踏まえた逆算スケジュールをお出しできるので、初めての出稿でも社内の稟議と並行して準備を進められます。
出稿を決める前の段階でも問題ありません。掲出したい時期とご予算をお伝えいただければ、対応できる媒体と概算をお出しします。ぜひお気軽にお問い合わせください。
※本コラムの内容は執筆当時の情報です。最新情報についてはお問い合わせください。








