公開日:2021.08.02
もしも「新型コロナウィルス」の感染拡大が無かったら、2020年~2021年はどうなっていたのだろう…と思うことはないでしょうか。
旅行(特に海外旅行)が好きな人は、どんな旅行を計画していたのだろうか。
お酒好きな人は、仕事の仲間や友人などと、楽しい宴会でどんなに盛り上がっていただろうか。
音楽好きな人は、コンサートや夏のフェスなどで、どんなに盛り上がっていただろうか。
オリンピック・パラリンピックに関しては、特に思うことがあります。
もしも昨年予定通りに開催されていたら、都内の街中でも電車の中でも、海外からの観光客で、ものすごく賑わっていたのだろうなぁ。
観戦チケットを持っていた人は、試合会場へ行き、間近で応援し、すごい盛り上がりの中、興奮していたのだろうなぁ、と。
また、広告についても同様で、結局は2021年7月~「東京2020オリンピック・パラリンピック」は開催することが出来ましたが、
もしも昨年予定通りに開催されていたら、成田空港や羽田空港の広告、東京都内の屋外広告や交通広告など、オリンピック・パラリンピックを盛り上げるようないろいろな広告が、今年とは比べ物にならないほどの規模で掲出されていたかと思います。
例えば、試合会場付近の駅ではオリンピック・パラリンピック関連の広告のみという状態になり、都内の渋谷駅や新宿駅などの人気のある広告媒体もオリンピック・パラリンピックのスポンサー広告でジャックされていたと思います。
各スポンサーが、どのように工夫した演出をしたのか、見てみたかったなぁ、とつくづく思います。
今回のオリンピック・パラリンピックのスポンサーである飲料系の会社が、とあるオリンピック競技で日本が金メダル獲得した直後のCMにおいて、 「勝ちました!メダル獲得おめでとうございます!この勝利の瞬間を祝して乾杯!」
というような内容でCM放映していました。
偶然テレビを観ていて遭遇しましたが、いい演出だなぁ、と感心しました。
昨年から用意されていたものなのか、今年の開催が決まってから用意されたのかは分かりませんが、もし昨年予定通りオリンピック・パラリンピックが開催されていたら、このようなワクワクするような演出が、至る所で見ることが出来たのではないかと思うと、本当に残念なことです。
この「新型コロナウイルス」が出来るだけ早く終息し、世界が少しずつでも前進し、いろいろな業界の景気も上向きになり、各業界からの広告出稿が増え、広告業界にも活気が戻ってくることを願っております。
メディア部 T.S