公開日:2018.10.17
先日、夏休みを利用して京都へ行ってまいりました。
8月半ばの夏真っ盛りの時期、さらに今年は異常な猛暑と言われている中ではるばる灼熱地獄の盆地へ出かけるのもどうかと思いましたが、せっかくの夏休みなので強行することにしました。
目当てはお盆の五山送り火です。
人生で一度は見てみたかったので、厳しい暑さに耐えられる体力と気力のある今のうちに行っておこうと思い、送り火の時期に合わせて京都旅行を決行しました。
往路は飛行機を利用し京都へ向かってしまったので、現地の電車広告や駅広告などの交通広告に触れる機会はありませんでした。。。
初日から送り火を見るスケジュールでしたので、京都に着き次第、会場へ向かいました。
19時ごろに会場についたころにはものすごくたくさんの人がいました。
すっかり日もくれた20時を過ぎたころに暗闇にぼや~っと明かりが浮かびあがり「妙法」の文字が出てきました。
ついで「船」、「大」、「左大文字(小さいほう)」が確認できました。
私がいたところからは「鳥居」の送り火は見えませんでしたが、これだけでも十分な迫力がありました。
四方が山で囲われている京都でなければこのような風景を生み出すことができないのかな~と思います。
花火のように大きな音は無く、ただ静かに燃える火を眺めるだけなのですが、そこがまた幻想的なムードを作りだしていました。
さてこの五山送り火はかつて一度だけ真冬に行われたことがあったようです。
(といっても超非公式にですが。)
京大生が大勢で山に登り、懐中電灯をつけて真冬の送り火を行い、地元民がブチ切れる珍事件があったみたいです。
タクシーの運転手さんから聞いたお話なので詳細はわかりませんが。。。
二日目は嵐山の竹林へ向かいました。
四条大宮駅から嵐電こと京福電気鉄道嵐山本線に乗って向かいます。
駅構内はこんな感じで至ってこじんまりしていました。駅広告は駅ポスターと看板のみです。
駅看板では通常空いている板面にはただの白いアクリルを入れるのですが、
嵐電では美観の為か京都のステキな風景を掲出しておりました。
(空き枠ではなくあえて業務利用している可能性もありますが)
車両はこんな感じで丸っこくてレトロかわいい2編成での運行です。
車内ポスターはスタンダードに窓上、中吊、ステッカーが掲出されています。
電気電波の神様を祀る法輪寺のドア横ステッカーが京都らしくて良いです!
ちなみにこの法輪寺では8ギガのSDカード型のお守りが販売されていることで有名なお寺です。
この嵐電、とてもおもしろいのが走行中に一部区間のみ路面電車に切り替わります。
道路の真ん中に突然あらわれる激セマな電停も風情があります。
中央分離帯みたいなやつが電停です!
嵐山へまっすぐと伸びる線路がなんだかステキです。
車窓から景色を眺めているだけでも十分に楽しめる路線です。
嵐電嵯峨駅にてトロッコ電車へ乗り換えて竹林へ向かう予定でしたが、残念ながらこの日はエンジントラブルのため終日運休となっておりました。
停車中の車両で記念撮影をさせてもらえました。
トロッコ車両の中にも車内広告が設置されておりました。
観光客への訴求にはもってこいの枠ですね。
もちろん出稿しているのは着物のレンタル屋さんやお食事どころ、お土産のおまんじゅう屋さんなどが見受けられました。
トロッコ嵯峨駅をあとにして、徒歩10分ほどで竹林の小径につきます。
青々とした竹が鬱蒼と茂っており、空の青とのコントラストが綺麗でした。
竹が密生している場所では風になびくと竹同士がぶつかってポコポコ音が鳴るんですね!
たのし~~!
なにより驚いたことが、観光客の7割が外国の方々ということです。
そんなにたくさんYOUたちは何しにニッポンへ・・・??状態でした。
中にはとても賑やかに楽しまれている外国の方も多く、喧嘩をしているのかと少しびっくりしてしまいました。
(文化の違いなので仕方ありませんが・・・。)
風になびく竹と葉の音の風情を静かに楽しむことはできないのかなと思ってしまいましたが、日本も観光立国になろうとしている今、受け入れ側も様々な文化を受け入れて行かなければいけないのかもしれないなぁとしみじみ思ってしまいました。
後編へ続く・・・。
営業部 MM
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早いもので入社6年目、とはいえオーバー60世代が現役バリバリで活躍している 交通広告業界内ではまだまだヒヨッコです。 業種問わず様々なお客様とやり取りをさせて頂いておりますが、何故か企画提案案件が多いです・・・! 趣味は音楽鑑賞とお酒です。 最近はクラフトビールにはまってしまい、コレステロール値が爆上がり・・・。 体型維持のために暗闇で絶叫しながらチャリを漕ぎまくるジムに通ったりしているもののあまり効果が見えません。 音楽が好きなので休みの日はあらゆるフェスやライブに繰り出しては朝から晩まで酒を飲む日々を過ごしています。