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ステッカー職人が語る『ステッカーの裏(?)話』

公開日公開日:2018.02.21

更新日更新日: 2025.02.13

電車に乗ると扉の横や窓に広告ステッカーが

貼ってあるのをよく見ますよね。

女性目線から言うと、目に入りやすく、女性ターゲットの商品が多いのが特徴です。

東京メトロのメディアデータによると、広告到達率は女性が45.1%、男性は42.8%になり車両メディアで広告到達率が男性を上回る唯一の媒体です。


ちなみに、広告到達率とは広告掲出期間中に広告を見たまたは見たような気がする人の割合です。

がしかし・・・・。

ステッカーは、実は広告屋泣かせなんです。

ステッカーで一番大事なのが『不燃であること』です。


これは国交省の「鉄道に関する技術上の基準を定める省令」で決められています。

余談ですが、不燃といっても全然燃えないというわけではありません。

建築基準法における不燃の定義によると


①燃焼しないものであること

②防火上有害な変形、溶融、き裂その他の損傷を生じないものであること

③避難上有害な煙又はガスを発生しないものであること


この3つを満たした上で加熱時間の長さでわかれます。


・不燃材料:加熱開始後20分

・準不燃 :加熱開始後10分

・難燃  :加熱開始後5分


そうです。ステッカーの材料は一番基準の高い『不燃』を要求されています。

だから印刷費が高いんですよー。。

しかも通常のポスター印刷より納期もかかります。

そしてもう1つ大事なのは作業員さんの効率性です。

限られた時間内に少人数で作業するため、「剥がしやすさ」を求められます。

一口に剥がしやすいと言っても作業的には2工程になります。


まずは、現在貼ってあるステッカーがはがしやすいこと
そしてこれから貼るステッカーが、台紙から剥がしやすいことです。

上記を踏まえて裏面の糊は再剥離可能なもので、

台紙には耳をつけることが求められます。

が、しかーし・・・・。

関西圏は違うんです。(←ここポイントです!)

関西は「耳」ではなく、裏に縦型のスリットを入れる必要があります。

しかも関西は厳しく規格外だと絶対に受け取ってくれません。。

関西と関東を実施する場合は要注意です!!

大変なことばかり並べたので

ステッカーをためらう方も続出かもしれません。。。

でも広告主様サイドから見るとメリットが沢山あります。


まずは、広域でブランディングをしたいお客様には、最適な媒体です。

ステッカーの掲出期間は1ヶ月で月初スタートがほとんどです。

しかもサイズも165mm×200mmで、全国どこでもステッカーはこのサイズが適応されます。

つまり同一日に同一の意匠で同一期間の実施ができます。

作業の進捗状況で全く一緒とはいかないのですが、ほぼ一緒にできます。


関西と関東で台紙の処理が違うものの、同一クリエイティブを同じタイミングで広告展開ができるのは、ブランディング訴求の上でとても大事な要素になります。


ちなみに2016年度で広告出稿ランキングは・・・

1位:サントリーホールディングス

2位:リクルートホールディングス

3位:パナソニック

4位:キリンビール

5位:マイナビ


どの企業も多くのブランドを抱えているお客様でテレビCMと同様、マスメディアとしてステッカーをご利用頂いています。

首都圏のJRや東京メトロのステッカーは全線しばりがあるため、高額になりますが、ご予算によって私鉄でも首都圏に乗り入れしている路線があるためご提案できるかと思います。

ご興味のある方は交通広告のプロ集団である春光社に、是非お問い合わせください。

また、料金はどれくらい?と思った方は以下のURLから

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