公開日:2019.03.18
こんにちは!
ついこの前、年を越したと思っていたらもう3月。
4分の1が過ぎてしまいました。
早すぎて恐ろしすぎる!とは毎年言っている気がするので
今回は潔く受け止め、交通広告の2018年度を振り返ってみようと思います。
印象に残った!交通広告です。
■神戸市 『Smell?住める!匂いで体感!島&都市デュアル』
兵庫県神戸市、芦屋市、淡路市、洲本市の4市が共同、【匂い】でそれぞれの地域の魅力を発信するプロモーション。
新宿スープレに並んだ巨大な鼻に頭を突っ込むと、センサー感知で匂いと音が流れる仕組みになっています。
駅構内は公共空間であるため、【匂いを出す】展開は規制が多い部分も多いのですが
【鼻の中で嗅ぐ】という斬新な仕掛けで規制もクリアしています。
「地域のにおいってどんなの?!」と嗅ぎに行くのも興味がそそられますが、嗅ぎに行っている人を観察するのも面白そう。
なかなかシュールです!
「Smell」と「住める」の駄洒落も結構(かなり)好きです!
■P&G『PANTENE』
2018年9月24日~9月30日での展開。
掲出終了の次の日である10月1日は就活生の採用内定式が多く行われる日。
内定式の時期って、学生は「内定をもらったもののまだまだ気が抜けないよなぁ」と思っている反面、
『将来どうやったら自分らしく働けるだろう・・』と具体的に考える時期だとも思います。
そんな時期に掲出された、思わずドキッとするコピーです。
「自由な髪型で
内定式に出席したら、
内定取り消しに
なりますか?」
学生のシルエットと背景には、1000人の就活生のホンネが掲出されています。
前に立って、じっくり読んでみたくなりますよね。
リアルでの広告ならではの迫力と繊細さの合わせワザが光ります。
■iRobot 『Roomba e5』トレインジャック展開
ルンバが車内を走ってる~!と電車に乗ってすぐ分かりそうなクリエイティブ。
メトロUライナー(広告貸切電車)での展開です。
Uライナーの通常メニューはドア横ポスターや中づりなど、広告媒体のみですが
オプションでフロアシートもつけられます。
実寸大のルンバが電車の床を掃除してくれているような様子を再現することで、
サイズ感や特徴、親近感を与えられるインパクトのある展開になっているのではないでしょうか。
こんな電車に出会ったら、素直にルンバのかわいさに惹かれちゃいます。
いかがでしたでしょうか?
今回は2018年度を振り返ってみました。
話題になる展開の必要性は常々言われていますが、今年度は体験型、思わず立ち止まってしまう内容、驚くビジュアルなど
展開方法は多岐に渡り、広がりを見せた1年だなと思います。
交通広告の将来性を感じますね!!
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