公開日:2022.06.08
皆さんは普段映画館に行かれますでしょうか?
様々な動画配信サービスが広く利用されるようになり、お家で気軽に映画を見ることができるようになった現在。
便利な世の中になったものだと思う一方で、映画館の大きなスクリーンと迫力のある音響の中で映画を観ると、やっぱりお家より映画館で観る方がいいなぁとつくづく感じます・・。
土日に家族や友達と一緒に観に行くのもいいですが、平日の仕事終わりに一人隅っこの席でお酒を飲みながら観る映画も好きです。
上映作品によっても来場者の層は様々で、海外のアニメーション作品であれば、大人から子供まで様々な年齢層の方がいたり、人気男性アイドルが主演の作品だと何となく十代の女性ファンが多かったり、激シブハードボイルド系映画とかだと年齢層が結構高かったり・・。
そんな老若男女幅広い人が集まる映画館での本編上映前に放映されるCM枠をご紹介したいと思います。
映画上映前のCM枠はシネアド(シネマアドバタイジング)と呼ばれており、あまり一般的に馴染みのない言葉かもしれませんが、誰もが一度は目にしているであろう広告枠です。
シネアドのメリットとして、閉鎖的な空間での強制視認性が高いので、訴求内容を深く理解してもらいやすい媒体です。
確かに一度映画館の座席に着いてしまえば、あとはスクリーンを眺める以外はポップコーンを食べるくらいしかやることは無いですもんね。
あとこれは私だけかもしれませんが、映画館での非日常的な空間の中で、気分が高揚している状態だからなのでしょうか。
なぜか上映前のCMでは、より感情が揺さぶられることが多く、
「この音楽めっちゃいい・・・!」
「CM素材超かっこいい・・・!」
みたいな感じで、妙に感動してジーンとしてしまう瞬間があるので、ブランド好感度・認知度にもプラスの働きがあるんじゃないかと思います。
では、具体的にシネアドを放映したい!となった場合はどのような流れで進行すればよいのでしょうか。
シネアドの放映までの流れ
①プランニング
案件にもよりますが、来場者の属性に基づいてプランニングをすることが多いのかなという印象です。
例えば、訴求ターゲット層がF1層などであれば人気のタレントが主演の作品などをピックアップし、予算・エリアなどを複合してプラン組みをします。
まずはざっくりターゲット・ご予算・エリア・時期をお伝えいただければと!
もちろん具体的な上映作品を指定頂き、上映作品を軸にプランニングすることも多いです。
②上映館の確認
あらかじめどこの映画館でどの作品が上映されるのかは明確に決まっておらず・・なので、プラン提案時と上映ブッキング状況が変更となる可能性もあります。
③審査→申込→入稿
この流れはどの広告媒体でも基本的には同じですが、全年齢向けの上映作品では年齢制限のあるゲーム商材は放映できる劇場が限られてしまう場合もありますので、事前にご確認ください!
・放映尺は?
→通常のTVCMと同様に15秒・30秒・1分などの枠が多いです。
・開始日は?
→基本的に作品の上映開始日は金曜日なので、金曜日から1週間ごとの販売となります。
・放映証明はどのようにするの?
→当たり前のことですが、劇場の中では動画・写真撮影はNGなので、放映終了後に報告書をご提出しております。
もちろん報告書だけでなく、直接劇場に足を運んでいただき実際に放映されているものを観て頂けるように、モニター用のチケットのご手配も可能です!
これまではコロナウイルス感染予防の観点から座席の制限を設けていた劇場も多々ありました。
現在ではかなり制限も緩和されてきているようです。またコロナの影響で制作や配給がストップしていた人気作品が夏休みに向けて続々と公開を控えております。劇場の動員数も増えることが見込まれておりますので、シネアドの出稿をご検討されてはいかがでしょうか?
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早いもので入社6年目、とはいえオーバー60世代が現役バリバリで活躍している 交通広告業界内ではまだまだヒヨッコです。 業種問わず様々なお客様とやり取りをさせて頂いておりますが、何故か企画提案案件が多いです・・・! 趣味は音楽鑑賞とお酒です。 最近はクラフトビールにはまってしまい、コレステロール値が爆上がり・・・。 体型維持のために暗闇で絶叫しながらチャリを漕ぎまくるジムに通ったりしているもののあまり効果が見えません。 音楽が好きなので休みの日はあらゆるフェスやライブに繰り出しては朝から晩まで酒を飲む日々を過ごしています。