公開日:2022.01.26
生まれも育ちもヨコハマの私。
出身を聞かれると神奈川と言わずヨコハマと答え周囲からウザがられることもしばしば。
でもそんな風に答えるのは私だけではありません。
横浜市民は全員出身を聞かれると「ヨコハマ」と答えます。
そんな若干鼻につく輩を「ハマっ子」と言います。
ハマっ子のアイデンティティは崎陽軒のシウマイと京急線。
(京急線は私だけかも知れないのですが・・)
子供の頃から慣れ親しんでいる京急線ですが小さい頃は「速い」というイメージがあり、通学するようになってからは「遅延しない」が追加されました。
制服を着ていたあの頃、授業中に「電車が遅れました~」と言って教室入ってくる同級生を何度うらやましく思ったことか・・・。
通勤するようになってからは逆にありがたいのですが。
ここで京急線のことを軽く紹介しますね。
京浜急行電鉄(正式名称)の総営業キロは87.0キロ(JRを除いた大手民鉄16社中13位)、年間の輸送人員数は4億6千万人(平成30年度 大手民鉄で9位)と規模的には中堅どころ。
品川から海沿いを走って横浜、そして横須賀・三浦や逗子方面を結ぶほか、羽田空港へのアクセスも担う首都圏の交通網に欠くことのできない“大動脈”のひとつです。
そして、最高時速の120km/hは、京成電鉄の特急スカイライナーを除けば、なんと関東の鉄道路線で最も速い速度での走行となります。
一見地味な京急ですが、創立120周年の時に展開したキャンペーンには度肝をぬかされました。
北斗の拳とのコラボなのですが、広告マンとしては「そこまでいいの?」というまさかの駅名変更。
それも「京急かぁまたたたたーっ駅」。
「まじかっ!」としか言葉が出てきませんでした。
保守的で前例のないことは実施が難しい交通広告においてまさに衝撃的な展開です。
「安全を重視するがゆえに、今までにないことはやりにくい風潮が生まれてしまう。
でも、そこを打破して……。」
という京急電鉄鉄道本部長のインタビュー記事がありました。
このチャレンジ精神が京急のすごいところです。
最近の交通広告は、話題のフックとしての役割が増えてきています。
まさに時代のニーズにあった電鉄ではないでしょうか?
輸送人数でもなく、乗降客のペルソナでもなくチャレンジ精神こそが京急の一番の魅力だと思います。
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