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東京さくらトラム(都電荒川線)

公開日公開日:2021.12.15

東京さくらトラム(都電荒川線)


「都電荒川線」を「東京さくらトラム」と呼んでいる人はどれ位いるでしょうか?

普段通勤や通学で利用されている方ならもう慣れたかもしれませんが、仕事上でもつい「都電荒川線」と言ってしまい、自分の中ではまだ呼び慣れない感じがしています。


昔は王子電気鉄道と呼ばれ、1911年(明治44年)に開業しました。

1974年(昭和49年)に都電荒川線に名称変更、現在の新宿早稲田~台東区三ノ輪橋区間までの30駅12.2kmを走行しています。

最盛期には40路線もあった都電路線の中で、比較的に利用者が多く、9割が道路と分離された専用軌道だったため道路渋滞が少なく、並行して走る道路もなくバスの代替輸送が難しかった事から、生き残った路線だそうです。


2017年に利用客の増加と沿線の活性化を図る為、そして東京を訪れた外国人観光客に分かり易い名前にという事で荒川線の愛称を決める事になったそうです。

「東京○○トラム」という形式が決まり、間の○○を何にするか?候補として他に「ローズ」、「フラワー」、「ブルーム」、「クラシック」、「レトロ」、「ノスタルジック」、「レガシー」が 提示されていましたが、一般投票により、日本と東京を象徴する花、沿線には飛鳥山公園や荒川二丁目付近など桜の名所もある事から「さくら」が選ばれました。

(実は沿線にはバラの方が多いみたいですが・・・)

もし「レトロ」が選ばれていたら「東京メトロ」と混同して紛らわしくなっていた事でしょう。


因みにトラム(Tram/Tramway)とは、路面電車やLRT(Light Rail Transitの略で、低床式車両の活用や軌道・電停の改良による乗降の容易性、定時性、速達性、快適性などの面で優れた特徴を有する次世代の軌道系交通システム)をひっくるめた総称です。


「路面電車(=チンチン電車)」と聞くと古い乗り物というイメージですが、最近では低公害化・省エネ・バリアフリー化を実現し、身障者や高齢者、ベビーカーも楽々乗降できる次世代LRTが開発され、日本では富山ライトレールが導入、2023年春には宇都宮ライトレールが開業予定と、人にも地球にも優しいクリーンな乗り物として見直されています。

「東京さくらトラム」はLRT導入はされていませんが、庚申塚停留場から巣鴨の地蔵通り商店街に訪れる高齢者の利用が多い事もあり、全ての停留場にスロープと点字ブロックを設置、ホームのかさ上げを行い車両との段差を解消、全ての車両に車椅子スペースを設ける等のバリアフリー化は進んでいます。

下町を走り、レトロ感のある路面電車「東京さくらトラム」ですが、そのような雰囲気に合わせて広告を掲出したいという声をたまに聞く事があります。

そんな「東京さくらトラム」の広告商品の一部をご紹介させて頂きます。

・ラッピング広告・・・車両の側面部分に広告をデザイン(一部分を除く)出来ます。

1年間広告料:200万円 ※残念ながら人気媒体の為、現在空きがございません

・広告貸切電車(レトロ車両)・・・昭和初期の車両をイメージしたレトロ車両の車内メデを1社独占で展開出来ます。

広告料 1ヶ月間:15万円、6ヶ月間:75万円、1年間:150万円

・中づりポスター・・・車両上部掲出のB3ポスター

広告料 7日間:2.6万円、15日間:4.39万円、1ヶ月間:7.29万円

・まど上ポスター・・・窓と天部にかけてアール状に掲出のB3ポスター

広告料 7日間:1.97万円、15日間:3.5万円、1ヶ月間:5.63万円

・ステッカー・・・窓のガラス面に貼る横長のステッカー

・都電チャンネル・・・1枠15秒毎の動画・静止画によるデジタルメディア

1ヶ月間広告料:3.6万円

もし気になる広告商品がございましたら、是非「東京さくらトラム」でお問合せ下さい。

いや、「都電荒川線」でも大丈夫です!

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