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ゴー トゥー トラベル!

公開日公開日:2020.08.31

世界中で感染が拡大している「新型コロナウイルス」の影響で、

大打撃を受けた業界は沢山ありますが、コロナ禍により

最も深刻な影響を受けた業界の1つに「旅行業界」が挙げられます。

そんな旅行業界の落ち込みを受け、国が旅行需要を拡大しようと

打ち立てた政策が「Go To Travel キャンペーン」でしたが、

東京都の感染拡大によって「東京在住の旅行者および東京発着の旅行は除外」

という条件が付いてしまいました。


その条件により、旅行業界はとても困惑したと思いますが、

旅行業界だけでなく、多岐にわたって影響を受けたかと思います。

少なからず広告業界においても影響がありました。


夏に向けて「Go To Travel キャンペーン」を全面に出した広告が増えるかと思いきや、

急に「東京除外」の条件が付き、予定していたデザインを変更しなければならない場合や、

さらには東京都内において(駅や電車内の広告などでも)、「Go To Travel キャンペーン」を

謳っていいものかどうか、決めかねる事態となりました。


広告デザインについて、交通広告においては各電鉄側で審査があり、

通常は「審査承認」の回答や、「部分的な変更要請」の回答が戻ってくるのですが、

今回の「Go To Travel キャンペーン」を匂わすデザインについては、

まず掲出していいものかどうか検討されることになり、

その結果掲出が可能になった場合でも、

「是非等の問合せがあった際は広告主責任にてご対応をお願いいたします。」

などの歯切れの悪い条件が付いてきてしまうこともありました。

個人的には、この大変な時期に、せっかく広告出稿を検討して下さっているのに、

申し訳なく思います。


仕事上こんな形で影響があるとは思いもしなかったので、

本当に「コロナ」に関しては想像を超えて影響を及ぼしているのだな、と実感しました。


「Go To Travel キャンペーン」で、少しでも国内旅行の需要が拡大することを願っておりますが、

旅行業界に関しては、海外旅行への心配もかなり大きいと思います。

飛行機が運休していたり、渡航できたとしても到着時に行動に制限がかかる場合もあるため、

実質的には渡航が困難であったり、またそれがいつまで続くかが分からないという最悪の状態にあります。

先日のニュースでは、日本経済について「戦後最悪のマイナス成長を記録した」と言っておりましたが、

旅行業界だけを見ても、本当に最悪の状態だとわかります。


この「新型コロナウイルス」が出来るだけ早く終息し、

旅行業界だけでなく各業界の景気も上向きになり、

各業界からの広告出稿が増えることを願っております。

メディア部 T.S

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