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鉄道敷地内での撮影って

公開日公開日:2020.06.17

更新日更新日: 2025.02.13

コラムをご覧の皆様こんにちは。


先日、ある取引先の方に「今度某局の番組内で使用するために駅構内に掲出している自社の広告を撮影したいけどどうすればいいの?」と言う問い合わせを受けました。


皆さん何となくお分かりかと思いますが、駅や電車内という鉄道敷地内での撮影においては、その鉄道会社に撮影許可を得なければなりません。

(自分の会社の広告物を撮影するだけなんだから許可はいらないだろうという訳にはいきません。)


撮影手続きについては鉄道会社ごとに細かな規定は異なるものの、基本的には意外とシンプルで使用目的・撮影場所・撮影日時などを書面に記載し申請します。

そして撮影物は使用前に電鉄側へ提出し使用可否の判断を行うというような流れになります。


ただ、申請~撮影までには鉄道会社内の広報や施設管理部署など、複数の関係部署へ申請を回すため、申請を出してすぐに可否が戻ってくる訳ではないので少し時間を要します。

また、撮影可能となっても撮影時は色々な制約があったりします。

例えば、車両を撮影する場合ではフラッシュ撮影はNGです。

なぜなら、乗務員さんの目が眩み列車の安全に支障をきたすから。

危険ですよね。

また、駅構内での撮影の場合はプライバシーに配慮して一般の乗客の方は撮影しません。

通行の妨げにならないよう三脚や大型の機材を持ち込んでの撮影もNGです。

などなど結構注意事項が多いのです。

撮影時は電鉄側の方の立会いの下行う、というのが撮影の条件となります。

(広告物の撮影の場合は、大抵がその鉄道の広告管理を行っているハウスエージェンシーさんが立会いをすることが多いかと思います。)


無事撮影許可が得られ、撮影時の注意事項も事前にお伝えしたうえで撮影当日を迎えたのですが、当日現場で色々な問題が起こってしまいました。


当初撮影していた位置とは別の箇所の広告を撮影したいとか、駅構内の通行客の移動風景も撮影したいとか・・。

撮影に立会いをしていただいたハウスエージェンシーの方も困惑する始末となりましたが何とか取引先の方を説得し、最低限の条件は守っていただき何とか無事撮影終了となりました。

(もちろん、テレビで放映された内容も撮影どおりのもので問題なくでした)


最近は、掲出した自社広告物の2次利用などを目的とした撮影を希望する広告主様も数年前よりは増えてきたかなと思いますが、撮影にあたっては色々な制約ありますのでご注意ください。

また、鉄道会社によっては撮影時の媒体社さんの立会いには費用が発生する場合もありますのでご注意ください。(そもそも内容次第で撮影行為をNGとする場合もあります)


上記に述べたのはあくまでも広告物の撮影行為についてです。

CMや映画、スチール撮影など単純に駅構内で撮影したいという場合は、また条件が異なりますのでご注意ください。


少し広告とは違う話をしましたが、当社では広告掲出のご提案の他、掲出物の2次利用についてもご相談ご対応させていただきますのでお気軽にお問い合わせください。

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営業部 松原

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