公開日:2020.05.13
こんにちは!
春光社に中途入社した小野と申します。
初めてのコラム執筆にドキドキです。
簡単に自己紹介をさせていただくと、前職ではチラシや新聞折り込み、
パンフレットなどのSP媒体が得意な広告代理店の営業をしていました。
その経験を活かし、今後は交通広告とのクロスメディアで効果を
もっと上げられるご提案ができればと考えております!
趣味はビールを飲むことで、勤務時間以外は大体飲酒しています。
酒豪の多い春光社でキャラ負けしないように頑張ります!
どうぞよろしくお願いいたします。
今回は、つい先日OOH業界に飛び込んだ私が、初めて知って驚いた言葉や
文化についてリポートしていこうと思います!
初めて交通広告の出稿をする方はぜひ今後、代理店の人と丁々発止(?)する際に
お役立ていただければと思います。
まずは媒体編。
おっと、早速出てきました。まずこの言葉。
「媒体」
これまでの人生では、中学校の理科のテストで水溶液を作る時の「溶媒」とは何か?
という問題の解答でしかこの言葉を使ったことがありませんでした。
ですがOOH業界では、
このように、まさに売り物となる駅や車内の広告枠のことを「媒体」と呼びます。
初めて交通広告を検討されている方でも、この言葉を知っていると代理店の人に突然
「媒体」と言われてもドヤ顔でやり取りをすることができます。
そして、空いている(=掲出OKの)期間や位置のことを「空き枠」といい、
その空き枠に「決定優先」(=早い者勝ち)制で申し込むのですが、
「売り違い」(=タッチの差で売れてしまうこと)になってしまうこともありますのでご注意を!
仮押さえや予約は基本的にできません!
そして広告デザインのことは「意匠」と呼びます。
交通広告は公共性の高い広告なので、掲出の前には必ず意匠の審査があります。
このように知っている言葉ではあっても、
一般的な意味とは少し異なって使われている言葉が多いな~と感じることが多いです。
なんとなく会話が食い違っているような…?と思ったら遠慮なく指摘してください!
次に駅と電車編です!
駅には利用者数に応じた「等級」(=ランク)があり、
駅貼りポスターなどの値段はこの等級によって決められています。
例えばJRで言うと新宿や渋谷などの大変にぎわう駅はSランクでB0ポスターが1週間84,000円、
一方、北府中や西国立など、比較的利用者の少ない駅はEランクで15,200円です。
私は山形県という東北地方の辺境にある未開の集落の出身なので、
駅にランクがあるなどという世界線を知りませんでした…。
それでは最後に番外編、各電鉄のユニークな媒体名をご紹介します!
例えば車内ビジョン。
「トレインチャンネル」/JR
「TMV(Tokyo Metro Vision)」/東京メトロ
「チカッ都ビジョン」/都営地下鉄
「TOQ(トーク)ビジョン」/東急電鉄
わたしは一括で「車内ビジョン」という商品だと思っていたので、
それぞれに固有名詞があることにびっくりしました!
そしてドア横ポスター。
「新B(シンビー)」/JR
「シンビー」という商品名を初めて聞いた時は何の話をされているのか全くわからず、
言葉が通じない星に来てしまったと思いました。
どうやら昔はまど上ポスターを「額面A」ドア横ポスターを「額面B」と呼んでいたそうで、
その「額面B」が新しくセット販売されたのが「新B」の由来なのだそうです。
ツイン☆スター/東京メトロ
銀座カルテット/東京メトロ
「ツイン☆スター」
「銀座カルテット」
前述した車内ビジョンを超えるポップさ。突然のファンシー感。
まさか電車広告の商品名に「☆」が入っているとは…。
世の中知らないことだらけだなと感じました。
この4か月間、この業界の知られざる諸々を怒涛のように浴び続け、
ようやく最近この業界の言語含めいろいろなことがわかってきました。
というのも、春光社には業界歴の長い交通広告スペシャリストが
それはもうたくさんいるので、疑問なんて1秒でズバッと解決してもらえるのです!
広告出稿初心者なのでいろいろと相談したいという人、企画ごと立ち上げてほしい人、
クロスメディアで展開したい人などなどあんなことからこんなことまでずずずいっと、
交通広告のプロたちがズバッとお答えいたします!
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紙媒体・SP系の広告代理店から春光社に入社したので、交通広告との合わせ技提案が得意です!一番効果の上がるクロスメディア戦略を一緒に考えます!趣味はビール、読書、観劇、おうちパーティー(おうちミッドナイトシネマ、おうち居酒屋、おうちフェスなど)で、好きなものはビールと恐竜と猫です。一番好きな恐竜はヴェロキラプトルです。