公開日:2017.10.13
季節はずれの天気が続き、すっかり忘れてしまいそうになりますが、今年も残すところ2ヶ月となりました。
テレビ番組も秋の改編時期に入り、新ドラマがスタートしましたが、中々リアルタイムで視聴することが出来ないので
週末に撮りためた番組を一斉にチェックというのが最近の週末の過ごし方になっています。
そこで今まで気にも留めていなかった、、という訳ではないですが
交通広告に関わっていることでより気になるシーンがあります。
それは電車や駅での1シーン。当たり前のように通勤時間の人ごみや駅構内を足早に駆け抜けていく人々。
ほとんどがエキストラ出演の方々だったりするのですが、そもそも駅や電車内のシーンはいつ撮影しているのでしょうか?
1日の運行本数が極端に少なかったり、特定の期間のみでしか使用されないローカル線などでは
日中撮影も可能な場合がありますが、朝の目まぐるしい光景が実は終電を終えた深夜に撮影が行われていることも珍しくありません。
またドラマの聖地巡りをしようと登場する駅名を検索してみてもどこにも見当たらないということはありませんか?
駅や電車内での1シーンで旅客トラブル等による事件・事故などが発生すると
ドラマにおいて非常に重要な場面であっても電鉄や駅にとってはイメージダウンにつながる恐れがあるのです。
刑事ドラマなどで改札を飛び越え、さらに線路内に侵入して犯人と大立ち回りなんていうシーンで
思わず「なんて危ない真似を!」と思った方もいらっしゃるでしょう。そのため実名を伏せて仮名を使用するということも少なくありません。
そもそも電車・駅を利用したロケーションには屋外と同様に「道路占有許可」というものが必要になります。
簡単に言ってしまうとその道を管理している人から使用許可をいただくのですが、
電車や駅を使用することは安全面において難色を示すところも少なくありません。
そんな状況下で撮影はもちろん、設営にも細心の注意を払わなければならない電車・駅でのロケが
いかに難しいかお分かりいただけましたでしょうか?
交通広告におきましても駅構内で階段壁面等に展開された臨時集中貼りポスター、
実はあれらも「道路占有許可」が必要になります。元々広告を掲出することを前提としていない箇所を使用するために許可をいただく必要があるわけですね。
弊社ではどの駅でどの箇所に臨時集中貼りが掲出可能なのか、
これまでの実績から詳しくご提案させていただきます。
ご興味ある方は是非お問合せ下さい。
お問い合わせはこちら営業部 K.Y