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関東圏 新駅・新線(延伸含む)開業計画について

公開日公開日:2021.04.07

更新日更新日: 2025.02.19

都心ではあちこちで大規模再開発工事が進められています。

鉄道関係でも、新駅や新線の開業計画がたくさんあります。

現実には計画倒れになる

ケースも多々ありますが、具体化されるケースもあります。

今回はそのあたりを書きたいと思います。

近畿圏や地方都市は除き、関東圏のみにいたします。


まず新線(延伸含む)計画として、JR羽田空港アクセス線・有楽町線延伸・半蔵門線延伸
都営大江戸線延伸・南北線/三田線延伸・都心部/臨海地域地下鉄・つくばエクスプレス延伸・
蒲蒲線・池袋LRT・新金貨物線旅客化・多摩都市モノレール延伸・相鉄/東急新横浜線・
相鉄いずみ野線延伸・横浜地下鉄ブルーライン延伸・上瀬谷ライン・小田急多摩線・
埼玉高速鉄道・宇都宮LRT・ひたちなか海浜鉄道湊線とたくさんあります。


国土交通省から鉄道事業許可を得ている路線、国土交通省交通政策審議会答申にあがっている路線等々様々な立場の計画路線があります。

まず、実際に工事に入っている路線は相鉄/東急新横浜線と宇都宮LRTです。

相鉄/東急新横浜線は工事も佳境に入り、2023年春に開業予定です。


宇都宮LRTはコロナ禍による工事の遅れがありますが、2023年度には開業予定です。

今年1月に国土交通省から鉄道事業許可を得たJR羽田空港アクセス線は、2029年度に開業予定だそうです。

東京駅から羽田空港まで18分?京急空港線や東京モノレールの役割が大きく変わるかもしれません。

同じく、今年1月に国土交通省から鉄道事業許可を得たひたちなか海浜鉄道湊線は、JR勝田駅から阿字ヶ浦駅の延長路線として3.1㌔の短い路線ですが、年間200万人以上が訪れる「国営ひたち海浜公園」へのアクセスの多様化が図られます。

開業は2024年春の開業を予定しています。

横浜市営地下鉄ブルーラインですが、あざみ野~新百合ヶ丘の延伸を横浜市と川崎市で事業化を決定していて、開業目標として2030年開業を目指しているようです。


仕事上、もっとも気にかかる路線は有楽町線延伸と都営大江戸線延伸です。

有楽町線延伸は豊洲駅から北上し住吉駅へ行き半蔵門線との乗り入れ計画は、事業計画の検討は進んでいるようですが、事業化に向けて関係地方公共団体・鉄道事業者等においての費用負担のあり方や事業主体の選定等についての解決が至らないのが実現へ向けた課題のようです。

詳細は、国土交通省HPの「東京圏における今後の地下鉄ネットワークのあり方等に関する小委員会」の配布資料をご覧ください。


最後になりますが、都営大江戸線延伸は、現在光が丘駅まで整備されている、都営地下鉄大江戸線が大泉町・大泉学園町を通り、JR武蔵野線東所沢駅へ延伸するネットワーク計画です。

まずは光が丘駅から大泉学園町駅(仮称)延伸開業を目指し、練馬区が大江戸線延伸の早期事業着手を東京都へ積極的に要請しています。用地取得率が8割を超えていることには驚きます。

一日も早い事業許可を得てもらいたいものです。



新駅ですが、JR線や京急線、西武線など駅名変更はありますが、新駅開業は予算や土地取得など、なかなかハードルが高いと思います。

新線開業に伴ってできる新駅と既成路線での新駅はまた様々な条件等違ってくるでしょう。

今回は既成路線での新駅を2駅紹介いたします。

JR山手線に高輪ゲートウェイ駅が開業したのはつい最近の事ですが、JR京葉線とJR東海道線に新しい駅ができる予定です

JR京葉線は、新習志野駅と海浜幕張駅間に新駅を設置します。

東日本旅客鉄道株式会社と幕張新都心拡大地区新駅設置協議会とで、京葉線新駅について2018年7月下旬から本格着工し事業を進めていて、開業予定時期を2023年春になったようです。

JR東海道線は、大船駅と藤沢駅間に新駅を設置します。

今年2月に、神奈川県、藤沢市、鎌倉市とJR東日本は、村岡新駅(仮称)を設置することに合意しました。

開業はまだ先になりますが2032年に開業予定だそうです。

東海道線においては、熱海駅開業以来の107年ぶりの新駅開業になるらしいです。

高輪ゲートウェイ駅が山手線新駅として49年ぶりでしたが、107年ぶりということで既成路線での新駅開業のハードルが高い事がわかります。


JR東日本首都圏全線の1週間のべ利用者数は約1億1万人でした。

コロナ禍の中、50%減としても5500万人もいるという事です。他地下鉄や私鉄を合わせると、まだまだ鉄道広告に接するであろう鉄道利用者は地方都市に比較してもかなり多くいます。

リバウンドコロナは困りますが、現状からアフターコロナの世界へ移行していく中で、新駅・新路線の開業により、鉄道利用者に利便性が高まり、ますます交通広告価値も高まっていくものと思っています。


今後もOOHの中で、ぜひ交通広告の価値を見直していただき、検討メディアのひとつに加えていただければ幸いです。

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