公開日:2021.02.24
こんにちは。メディア部の加藤です。
突然ですが、日本一のエンタメ鉄道「銚子電鉄」が、
廃線の危機にあることをご存知でしょうか。(2020年12月現在)
恥ずかしながら、銚子電鉄の名前は聞いたことがあったものの
なんとなく北海道の鉄道?銚子って港町?桃鉄?といったイメージしかなく、
つい最近まで詳細を知りませんでした。
ご存知の方が多いかと思いますが、念のため銚子電鉄について…
銚子電鉄は千葉県を走るローカル線で、
銚子駅から外川駅までの9駅間、総距離6.4kmを運行する
地域密着型の鉄道会社です。
私が何をきっかけにこの銚子電鉄に興味を持ったかというと
こちらのYouTubeチャンネルです!
タイトル的には、
流行に便乗した鉄道マニアの激辛料理動画チャンネルといったカオスな感じですが、
実体はまさかの銚子電鉄Officialチャンネルでした。
リアルOfficialだとは、、、(汗)
※ちなみに激辛(げきつら)と読むそうです。
動画のクオリティは高く、
銚子電鉄の自虐ネタ満載の動画は
悲壮感を漂わせず、ユーモアに溢れています!
が、しかし、銚子電鉄の経営状況は本当に悪いらしく、
鉄道事業の赤字をその他の事業で補っている現状で、
事業収益の約7割は「ぬれ煎餅」の販売収益だそうです。
(帝国データバンクの銚子電気鉄道の業種欄には「米菓製造」と記される始末…。)
さらには、度重なる台風の被害やコロナウイルスの影響により、
今年度いっぱいでの廃線の危機に瀕しているという状況です。
そんな状況を打破するべく、
銚子電鉄の竹本社長が様々な斬新な取り組みで資金集めに奔走していて、
地元民でも銚子電鉄を利用したこともない身ですが、
なんとか頑張ってほしい、応援したいという気持ちにさせられます。
食品販売、アパレル、ネーミングライツ、石の販売等々、
本当に色々なことに挑戦されているのですが、
特筆すべきは映画「電車を止めるな!~のろいの6.4km~」の製作です。
会場によっては満席になるほどの大好評ぶりとのことで、
気になったので私も年末に観て参りました。
まず、会場に着くと入場者特典として、
銚子電鉄からのお手紙とお菓子「おとうさんのぼうし(倒産の防止)」、
そして、銚子電鉄の一日乗車券を頂くことができました。
年末にもかかわらず観に来ている方は多く、
映画開始前にも関わらず、
売店前には「ぬれ煎餅」や「まずい棒」を買い求める列ができていました。
映画自体も非常におもしろかったです。
銚子電鉄らしいユーモアが爆発しており、
計算された伏線回収で、まさかまさかの結末には思わず涙してしまいました。
そしてなんと、上映終了後には会場内から
スタンディングオベー、、、とまでは行きませんでしたが、
自然と拍手が起こっていました。
人生初のできごとに少しソワソワしつつ、
私も帰り際に「ぬれ煎餅」を購入しました。
帰宅後、即食べきりました。ビールに合います。
さて、ここまで広告とは全く関係のないことを書き連ねてしまいましたが、、、
逆境にも屈せず、色々な角度から攻めていく姿には
このコロナ禍における不振を嘆いているだけではダメだと感じさせられました。
絶好調のYouTubeチャンネルは見事広告収益化したとのことですが、
これからの更なる発展・収益化のために、
ご興味のある方はチャンネル登録と高評価をお願いします。笑
※2021年2月時点で登録者数5.9万人
そして、弊社は交通広告を扱う代理店ですので、
もちろん銚子電鉄の媒体もご紹介できます!
ご興味がございましたら、お問合せのほどよろしくお願いいたします!
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