公開日:2020.11.16
コロナ禍の新生活様式も、ようやく定着してきた感がありますが、
皆様いかがお過ごしでしょうか?
今年はとにかくコロナに始まりコロナに終わるそんな1年になりそうですね。
実は我が家でも最近コロナ絡みの事件がありました。(パンデミックではありませんよ。)
同じコロナでも実はコロナ社製『湯沸かし器』のことです。
急に寒くなってきたと思ったら、爆音を鳴り響かせそのまま止まってしまいました。
おかげで我が家は連日銭湯通いになってしまいました。
15年も使っていたのでしょうがないとは思いますがこの不景気には痛い出費でした。
修理の電話をしている中でふと
「今回のコロナ騒ぎでコロナ社さんは他社よりネットの検索順位は、かなりあがったのだろうな」と
不謹慎にも思ってしまいました。
さて、交通広告をとりまく環境もかなり変化しています。
お客様から最近「密を避けて駅、電車がガラガラだったら、今の広告料金は高いのではないか?」
という厳しい質問を受けることがあります。
移動自体を制限している中、通勤、通学なども含めた状況もかなり変化しています。
そのような中、ある媒体社ではその問いに応えるべく先進的な取り組みが始まっています。
(2021年2月までの実験施策)
それが、今回ご紹介します【東急プライシングポリシー】です!
携帯キャリアが提供するロケーションデータと鉄道会社が発表する輸送人員のデータに
基づいて料金を設定する新たな仕組みです。
今までの定価から減少している割合分、広告の価格を下げる試みです。
*データ情報の解析できる媒体限定、事前申請を行った案件のみの
限定的な企画になります。(通常販売も平行して行っています。)
ちなみに最近のデータは、
渋谷屋外広告 スクランブル交差点 2020年9月状況 前年比27%減 広告費25%OFF
車両広告 2020年8月輸送人員 前年28.7%減 広告費25%OFF
駅と車両では、若干の誤差があるので、数値にバラつきはありますが、
夏直後の時期で70~75%の戻りというのは、私自身の体感より多い気がしました。
時差通勤で通っていて、今まで立っていたのが座って電車に乗ることができ、
かなり乗客が少なくなったイメージを持っていました。
しかしよくよく考えてみると集中していた乗客がある程度バランスよく配分されている
だけでトータルではそこまで人数は下がっていなかったのかもしれません。
もし、この騒ぎが収まっても、もうあのラッシュ時間の電車には怖くて乗れません。
現在のデジタルサイネージの普及の状況にあわせ、内蔵されたカメラで人数をカウントするなど、
デジタルサイネージ機能を活かした試みはどんどん加速していくと思われます。
今回の企画のようにデータの情報と比例して価格が変動することは納得感がある一方、
料金の変動が大きい場合、媒体ごとの料金感がより分からなくなって、
商品が買いづらくなってしまうかもと個人的には思っています。
ただ、鉄道自体の運賃体系や終電の時間も変わってくるとの話もありますので、
交通広告についてもコロナがきっかけで、料金体系についても様々な議論が
出てくると思われます。
今後の動きに目が離せません。
営業部 永田
是非お気軽にお声がけください!!
交通広告に携わって十数年。 花も嵐も踏み越えて。。。 古いものから新しいものまで 何でもご案内しますので 是非お気軽にお声がけください!!