公開日:2020.09.23
以前知人と話していた時のことです。
目の前に文字があれば思わずなんでも読んでしまうという活字大好き人間の彼女は、
「昔は電車に乗ったときに、車内にぶら下がっている広告を見るのが時間つぶしになって結構好きだった。」と言います。
「短い時間で端的に最新の情報を知ることができる。あれって優秀な情報発信ツールだよね」と。
「じゃあ、最近増えてきたデジタル版の広告はどうなの?」と話を振ると、
「あれも見ちゃう。特に映画のランキングとか、おいしいお店の情報とか化粧の仕方とか流れていると。
途中から見始めちゃった時とか、その前の情報が気になってスマホで検索したりするよ。」とのことでした。
交通広告屋の僕としては100点満点の答えでした!!
交通広告における紙の広告とデジタルの広告では、それぞれにメリット、デ・メリットがあります。
紙であればじっくり自分のペースで読む・見ることができる反面、スペースが限られているから発信できる情報には制限があります。
書かれた内容を修正することもむずかしいため、
今回の新型コロナウィルスのような世界的な緊急事態で日々刻々と状況が変わる中では、
どうしても対応に遅れが出てしまうことも。
デジタルの場合は、そういったリアルタイムの情報に対応することができます。
しかし、映像配信であるがゆえに、見るタイミング次第では知りたかった情報を見逃してしまう
可能性があります。
その分、配信のタイミングなどに紙以上の配慮が必要になるとも言えるかもしれません。また、駅のデジタルサイネージと車内のサイネージでも特性が異なります。
エリアやターゲットに絞っての告知の場合は駅のデジタルサイネージ、ある程度広域に告知の場合は車内サイネージが向いています。
今、交通広告業界では、デジタル広告への移行が進んでいます。
若い世代の紙離れや、動画配信技術の向上、スマホの普及、ポスター印刷費用の軽減などを考えれば、これは自然の流れと言えるでしょう。
とはいえ、静止画ならではのインパクトは捨てがたく、紙の広告も今後も残っていくだろう、と考えられています。
要は、「クライアントの求めるものに対して、どの広告がより効果をあげられるか」。
紙であれ、デジタルであれ、その他の手法であれ、適したタイミング・場所・内容の広告を打ち出せるかどうかにかかっているということなのです。
より効果的で効率的な広告をご所望であれば、ぜひ春光社にお声がけください。
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