公開日:2018.08.20
なぜか、安定して春光社ホームページのアクセス数を稼ぐ
SEO的に優等生な『B全B倍』。
ポスターのサイズのことなのですが、せっかく(?)なので
うんちくしちゃいます!!
印刷する紙には、紙のもともとのサイズによって
種類わけされています。(原紙といいます)
よく菊判とか四六判とか聞きますよね。
紙の種類わけを決めているのはJISですが、
もともとの紙のサイズ(原紙)によって
A判・B判・四六判・菊判・ハトロン判の
5種類に分類されています。
交通広告業界においては、B判・四六判をよく聞きますよね。
印刷屋さんからの見積りは菊判をよく見かけますが・・・。
では本題です。
『B全B倍』って何??
年季のはいった広告マンだとすぐわかるのですが・・・・。
そもそもBサイズの基順はB1なのです。
なのでB1サイズのことをB全といい、
B1の倍のサイズであるB0をそのものズバリB倍といいます。
でも最近では、普通にB0、B1と言うのが一般的ですね。
紙でもう1つ大事なのが厚さです。
紙の厚さは、「90キロ」「110キロ」「135キロ」などと表示されています。
この「キロ」というのは重さ「㎏」です。
紙の厚さは、「原紙1000枚分の重さ」で表示されます。
紙の種類(コート・上質紙等々)によって厚さが若干変動しますが、
下記に厚さの目安をまとめました。
一般的に紙の厚さは四六判で表記されていることが多いですね。
交通広告のメディアガイドの中でも厚さは四六判で表記されています。
インターネットから印刷を発注(例えば○○○○○ック・・など)する場合も、
コート90kgとか、アートポスト180kgとかから選びますが、
これも四六判の厚さです。
JRのまど上を印刷する場合は180kgを選んでくださいね!
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電車に乗るとまど上や中づりなどポスター媒体が沢山あります。
電車内のポスターの紙の種類は「コート」が主流です。
またまたうんちくです。
コートとは、上質紙をベースにグロス系の塗料をを塗布した紙のことで、
一般的に「コート紙」と言った場合にはグロス系の「グロスコート」を指します。
また、コート紙は平滑度(表面の滑らかさの度合い)が高いため、
クリエイティブの彩度は高く印刷されます。
マットコートもよく聞く紙の種類ですが、上質紙をベースに
マット系の塗料を塗布した用紙のことで、
平滑度(表面の滑らかさの度合い)が低いため、、
落ち着いた感じの仕上がりになります。
また逆に、クリエイティブにベタの面積が多い場合は、
用紙同士が擦れてインキが落ちたりする場合もあるので、
短納期の場合は注意が必要かもしれません。
うんちくを語ってしまいましたが、
知っているようで知らないのが印刷や紙の知識です。
弊社には印刷の知識が豊富なスタッフが沢山います。
ぜひご相談ください。
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企画部 watanabe