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ただいま流行中!レンチキュラー広告にズームイン!(古い?)

公開日公開日:2019.03.11

ここ2~3年、駅の大型媒体でレンチキュラー印刷の
クリエイティブを見る機会が増えてきました。
  レンチキュラー印刷とは、クリエイティブを立体的に見せたり、
見る角度で絵柄が変わったり、動きを表現することができる
特殊印刷のことです。
  なぜ動きが表現できるかというと、レンチキュラーのシートを
拡大するとわかります。
  シートの表面は、カマボコ型の凸レンズが連なっており、
右用の画像と左目の画像を交互に印刷することで、
見る方向によって凸レンズの焦点が移動するため、
人間の目には動いているように見えるのです。
  つまり人間の目の錯覚を利用した印刷方式なのです。
  では具体的にレンチキュラー印刷の効果について
お話しますね。
  ■モーフィング
絵柄が徐々に別の絵柄に変化していきます。


                上記は、テラフォーマーズの映画の告知で、
コミックが原作の映画ですが、コミック版の登場人物が見る方向で
テラフォーマーズの映画の出演者に変化します。
 
■3D
3Dも2種類あります。数枚の画像を重ねて奥行きを持たせる方法と
1つの商品を多角的に撮影して商品を立体に見せる手法があります。
交通広告での事例は、奥行き感を持たせる3Dが多いですね。
 

                 
上記はコカコーラの「爽健美茶」の3D広告です。
写真で見ると3Dに見えないのですが、ボトルを構成している
お茶がリアルに見え、より爽やかさが感じられます。
   
車内媒体でもレンチキュラー印刷の意匠はあります。
下記はJRのドア横ステッカーで展開していた
スクラート(胃腸薬)のモーフィングです。


                 
大泉洋さんが、見る角度を変えると
骸骨ヴァージョンに見え、より
痛みの場所(胃)がダイレクトにわかり
胃腸に効きそうな気がしますよね。
   
レンチキュラー印刷は、アニメーションや、
商品をズームしたりと、様々なことができますが
交通広告ではモーフィングがほとんどです。
 
想定する理由としては、コスト面が大きいと思われます。
 
レンチキュラー印刷は、より表現を高めようとすると、
レンズを多くしたシートを使わなければなりません。
 
シート自体のコスト高もありますが、レンズが増えると
重くなるため、掲出できる場所も大型媒体だけに
限られたり、骨組みを作りシートを支えるための
作業が必要になる場合があります。
 
よく「そこまでする必要があるの?」
というご質問を頂くのですが、
交通広告は、通行人の安全が絶対条件です。
万が一にも通行人に怪我を負わせることはできません。
 
そのため、コスト高になるケースがあるのですが、
それでも1日数十万という人が行きかう駅での展開は
魅力的ですよね。
 
コストを下げて掲出する方法もあります。
 
レンズの本数を抑えシートの重量を抑え
補強作業をしなくても掲出できる場合もあります。
爽健美茶の3D広告は、補強なしで展開しています。
 
首都圏にあるすべての駅広告や車内広告で
レンチキュラーが出来るとは限りません。
 
JR・東京メトロ・私鉄によって
掲出できる場所の基準が一緒ではありません。
   
レンチキュラーや特殊な掲出をやってみたい!!
と思っていらっしゃる方!!
 
交通広告一筋92年の春光社へ
ぜひご相談ください。
 
お客様のご要望と予算などを伺い
最適なご提案をさせて頂きます!
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企画部 watanabe

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